♔亞緣腐宅窩♔

アルバート：誕生日に公務とは忙しそうですね
アルバート：プリンセスのレッスンも大変でしょう
ジル：そうでもありませんよ。メリハリをつけて行なっていますから
ジル：例えば…耳を貸して頂けますか？
…………
………
アルバート：なっ…！
ジル：厳しくした後はご褒美を差し上げなくてはいけませんからね

ゼノ：プリンセスは、お前のような教育係がいて心強いだろう
ジル：ゼノ様にそう言って頂けるとは、ありがとうございます
ゼノ：ああ。特にお前といる時は雰囲気が違うようだ
ジル：…と言いますと？
ゼノ：そうだな…あえて言うなら、笑顔が多くなる

ジル：何でも言うことを聞いてくださるのですか？
ジル：嬉しい言葉ですが…知りませんよ
ジル：貴女が思っている以上に、私は欲張りですから
ジル：今夜は貴女を沢山愛すつもりでいますが…
ジル：宜しいですか、吉琳？

ユーリ：ジル様、昨日は素敵な誕生日になりましたか？
ジル：ええ。やはり愛しい女性と過ごすのはいいものですね
ユーリ：やっぱりそうですよねー。俺もそんな時間を過ごしたいです
ジル：それはもちろん構いませんが…
ジル：必要な書類を提出してからにしてくださいね

レオ：相変わらず忙しそうだね
レオ：誕生日を迎えたことだし、ちょっとは羽を伸ばしてもいいと思うけど
ジル：ありがとうございます。ですが…
ジル：誕生日に十分、愛しい方に癒やして頂きましたから
レオ：…そういうとこ、流石だよね

アラン：誕生日はちゃんと休めたのかよ？
ジル：ええ、ご心配には及びません
ジル：何事にも一生懸命で、笑顔の素敵な方と過ごすことができました
アラン：それ、誰かに似てる気がすんな…
ジル：…きっと気のせいですよ

シド：誕生日を迎えて、何か収穫はあったか？
ジル：そうですね…幸せを実感した、とだけ言っておきましょう
シド：へえ、随分と意味がありそうなこと言うな
シド：お前をそう思わせたのは、あのプリンセスか？
ジル：さあ、どうでしょう？

ロベール：遅くなりましたが、誕生日おめでとうございます
ジル：ありがとうございます。実は１つお願いがあるのですが…
ジル：画材道具を貸して頂けませんか？
ロベール：それは構いませんが、急にどうされたんですか？
ジル：…絵をお贈りしたい方がいらっしゃるので

ルイ：誕生日だったんだよね。おめでとう
ジル：ありがとうございます
ルイ：……
ジル：どうされましたか？
ルイ：凄く幸せそうに見えたから…いい誕生日だったんだね