♔亞緣腐宅窩♔

【国王と王妃の誕生】

頭脳明晰、時に妖艶なジルの続編配信が決定！

【第1弾】『ジルとプリンセスのその後とは…―？』

これは、ジルが次期国王候補となった後のお話…―

『城下の人々に寄り添った政治』を行っていた２人は、
城下の人々と変わらない日常を送っていて…―
ジルが片腕にパンの入った袋を抱え、空いている手で私の手をつかまえた。

（ん……？）

私が顔を上げるより先に、ジルが耳元で囁く。
ジル：この人ごみの中、迷子になられては困りますからね
ジル：もしかすると、どなたかにぶつかったりもするかもしれませんし
吉琳：そんなことはっ…

続編でしか読めない、２人の生活とは……？
この続きは、次回の予告につづく…―

【第2弾】『永遠より長いひととき』

幸せな物語の始まりに……
あなたの胸が、高鳴っていく…―

ベールをとったあなたを、ジルの優しい瞳が覗き込む。
その瞬間、幸せで涙が溢れそうになった。
ジル：泣いているのですか？
吉琳：本当にこの日が迎えられると思うと…胸が…
言葉を詰まらせる私に、ジルがふっと微笑む。
ジル：口づける前に、貴女にひとつ言っておきたいことがあります
触れていたジルの指先が一瞬、離れて…―
辿った指先が私の顎をすくい上げる。
吉琳：ジル…？
ジルの深い優しさをたたえた瞳には、私の姿だけが映っていた。
ジル：この先、楽しい時もあれば苦しい時もあるでしょう
ジル：そう考えたときに、私が思うことは……
ジルの唇がふっと綻ぶ。
ジル：貴女が一番辛い時に、誰よりも近くにいて守りたい
ジル：…愛していますよ

誓いの口づけが交わされた瞬間…―
２人の新たな物語が、幕を開ける…―

【第3弾】『２人が選んだ感動の結末とは…―？』

国王と王妃となった２人に訪れたのは、
初めての『すれ違い』…―

ジル：…どうやら、この話に答えはないようですね
ジルが触れていた手をそっと離す。
温もりが消えていくと同時に、心の中に寂しさが広がった。
沐沐：理解しては頂けないのですね…

それでも、お互いの心を寄せあい、
真実の愛を紡いでいく…―
２人が選んだ感動の結末とは…ー？
『この恋は、きっと忘れられない恋になる』
ジル続編、乞うご期待ください♪