Candy Kiss~2人を惑わす甘い誘惑~[後編](獎勵故事)
『食べると幸運になれるお菓子』
胸がときめく言い伝えには、ある秘密が隠されていて…―?
…………
レオ:俺も、吉琳ちゃんに負けないくらい、熱くなってきたな
レオ:吉琳ちゃんの頭の中、もっと俺のことだけでいっぱいにしてあげる
………
ユーリ:そんな可愛い顔する、プリンセスがいけないんだよ?
ユーリ:唇も身体も、すごく熱いね…
………
アルバート:あなたを見ていると、改めて思い知らされます
アルバート:…これほどまでに人を愛しく思えるものなのだと
………
ロベール:他にしたいことはある?
ロベール:君が望むなら…今夜はずっと離さない
………
ルイ:可愛い声…俺だけに、もっと聞かせて?
ルイ:こうして、吉琳が側にいてくれて…幸せ
…………
甘いお菓子は、とろけるような熱へと変わっていき、
彼とあなたを惑わせていく…―
*感謝沐沐提供里奧&羅伯特老師的唷~~
プロローグを読む
爽やかにそよぐ風が心地良い、ある日のこと…―
私は、有力な伯爵夫人との会食を終え、自分の部屋に戻ってきていた。
(初めてお逢いしたけど、楽しい方だったな)
お話した内容を思い返しながらソファに腰かけ、
頂いた贈り物の箱を見つめる。
(それにしても…これが城下で噂のお菓子…)
心の中で呟き、数日前ユーリと話したことが頭を駆け巡った。
それはある朝食の席でのこと…―
〝食後の紅茶を淹れてくれたユーリが、あることを口にした。〞
〝ユーリ:そういえば知ってる? 吉琳様〞
〝ユーリ:城下で、あるお菓子が噂になってるんだよ〞
〝(それって、もしかして…)〞
〝吉琳:なかなか手に入らないものだけど、〞
〝吉琳:食べると幸運が訪れるっていう、あの…?〞
〝数日前に開かれたサロンで、不思議なお菓子の話を聞いていた。〞
〝ユーリ:うん。普段は何もない場所にお店が急に現れて、〞
〝ユーリ:期間限定でお菓子を売ってる…なんて噂まで流れてるんだ〞
〝吉琳:何だかおとぎ話みたい〞
〝ユーリ:でも実際食べた人がいるみたいだから、ただの噂じゃなさそうなんだよね〞
〝吉琳:そうなんだ…〞
〝ユーリ:食べるだけで幸運になれるなんて、どんなお菓子なんだろう?〞
〝ユーリ:ちょっと気になるなー〞
そして、伯爵夫人が手土産として持ってきたのが、噂のお菓子だった。
(どこで手に入れたかは内緒って言ってたな)
不思議な噂のあるお菓子を見つめ、胸がときめくのを感じる。
(噂が本当か分からないけど…あの人にも幸せを分けたい)
恋人である彼を思い浮かべて、小さく笑みをこぼした…―
◆お相手を選択しよう◆
どの彼を惑わす?
親密度を上げていくと彼の表情に変化が…?!
親密度MAXで豪華特典もGETできちゃう!
ルイ
>>>彼を選ぶ
<親密度0>
◇うん。
◇吉琳の言ってた通り、可愛いチョコだね。
◇俺にくれるの?…あるがとう。
<親密度20>
◇……じっとしてて。もっと君にキスしたい。
◇何でこんな気持ちになるんだろう…。
◇…ダメ?
<親密度40>
◇何か…ちょっと熱いかも。…それに、もっと君に触れたい。
◇あのチョコ食べたから…かな。
◇…吉琳を見てると、いつもよりドキドキする。
<親密度60>
◇……ダメ。今は俺から離れないで。
◇もっと抱きしめていたい。
◇…照れてるの?
◇顔、見せて。
◇ん。やっぱり…可愛い。
◇今夜は…吉琳を独り占めしてもいい…?
<親密度80>Max
【ルイ】
彼別全ステージクリア特典
ルイの特典ストーリー
柔らかな陽射しが窓から降りそそぐ、ある穏やかな休日のこと…―
私はルイと一緒に食べようと、伯爵夫人から頂いたチョコレートを持って、
ハワード邸を訪れていた。
(ルイ…どうしたんだろう…)
ルイ:……
しかしチョコレートを口にしたルイは、
わずかに頬を染めて、瞳を揺らしている。
吉琳:もしかして、熱があるの…?
心配になり、手にしたチョコレートを置いて、
ソファに並んで座るルイに訊ねた。
ルイ:…熱ではないと思う
ぽつりとそう答えたルイは、ふといたずらっぽい瞳を向けて…
ルイ:でも…吉琳も確かめて
吉琳:えっ
私の頬に触れ、額をこつんと合わせる。
吉琳:っ……
ルイ:どう?
吐息が触れ合うような距離で訊ねられ、ルイにつられて熱が上がっていく。
(熱いけど、これはルイの熱なのかな…)
吉琳:多分……熱、かも
私自身も火照ってしまい、曖昧な答えを返すと、
ルイは楽しそうに目を細めた。
ルイ:本当?
吉琳:こ、これじゃあ…ドキドキしてよく分からないよ
そう返す私に、ルイは耳元で優しく囁いた。
ルイ:…それなら、こうしたら分かるかも
吉琳:…えっ……んっ…
疑問の声を上げる前に、唇が深く重なる。
ルイの唇には、まだほんのりとチョコレートの甘さが残っていた。
(こんな風にキスされたら…)
余計に全身が熱くなり、
ルイが熱を帯びているのか、判断が出来なくなってしまう。
やがて、そっと唇を離され…
吉琳:はっ……もう、ルイ…
思わず拗ねたように見つめると、
ルイは申し訳なさそうに眉を下げた。
ルイ:…ごめん
ルイ:熱いのは、このチョコのせいだって…本当は知ってた
吉琳:チョコのせい…?
私はきょとんとして、ルイの熱で潤んだ瞳を見つめ返す。
ルイ:この前、逢った男爵が話してたから。噂のお菓子は…媚薬だって
吉琳:っ……!
(…媚薬が入ってたなんて)
ルイ:でも、吉琳が可愛くて…からかいたくなった
ルイ:だから…ごめん
吉琳:私こそ、ごめんね。そんなお菓子だって知らなくて…
一気に頬に熱が灯るのを感じていると、ルイの指先が頬へと添えられる。
ルイ:ううん。…俺が食べたいって思ったから
そう言って、ルイは私を強く抱きしめた。
ルイ:吉琳が、俺に幸せを分けたいって思ってくれて、
ルイ:すごく…嬉しくて
愛しげな声でそう告げられて、胸がくすぐったくなる。
(ルイのこういう優しいところが…好き)
ぎゅっとルイの背中に腕を回すと、微かに掠れた声でルイが続けた。
ルイ:でも……まだ幸せが足りないかも
ルイ:もっと、キスしていい?
ルイのねだるような瞳に、身体の奥が甘く疼く。
(ルイのお願いを…断ることなんてできないよ…)
吉琳:うん…
頷いたのと同時に、再び唇が重なった。
ルイの指先がワンピース越しに背中を辿って、痛いほどに胸が高鳴る。
私が思わず身をよじると、ルイは唇を触れあわせたまま…―
ルイ:……ダメ。今は俺から離れないで
そう言葉をこぼし、逃がさないとでもいうように、深く口づけた。
いつもより熱い指先が、ドレスの肩にかけられる。
吉琳:っ、ルイ…
微かに肩を震わせると、
ルイが少しだけ唇を離して、困ったように微笑んだ。
ルイ:今日は…余裕、ないかも
吉琳:それって…あのチョコレートを食べたから?
ルイ:うん。それと……吉琳がすごく、甘いから
吉琳:っ……
ルイはうなじに口づけると、そのまま私をソファへと押し倒す。
そうして、緩んだドレスの胸元から、
ルイの熱い指先と唇が、同時に私の素肌を滑っていく。
吉琳:あ……
与えられる刺激に、素直に声を上げてしまう。
すると、熱っぽい眼差しを向けたルイが、
自分の首元のタイに指をかけ、シャツを肩から落とした。
ルイ:可愛い声…俺だけに、もっと聞かせて?
吉琳:ぁ…ルイ……
ルイ:こうして、吉琳が側にいてくれて…幸せ
ルイの言葉に、私は微笑みを返す。
吉琳:私もだよ…ルイ
素肌同士を重ねた体は、
どちらの体温か分からなくなるほど、熱く溶け合っていく。
(…ルイと幸せが分けあえて、良かった)
幸せな気持ちを言葉以外でも伝えたくて、
私はルイの熱い身体を、強く抱きしめ返した…―
レオ
>>>彼を選ぶ
<親密度0>
◇え?
◇美味しそうだね。そのマドレーヌ。
◇俺と一緒に食べるために用意してくれたんだ。嬉しいな。
<親密度20>
◇ありがとう。
◇せっかくだし、沐沐ちゃんから食べさせてほしいな。
◇真っ赤になって可愛いな。それじゃあ、次は俺が食べさせてあげる。
<親密度40>
◇え、俺に言いたいこと?…ありがとう。俺も大好きだよ。
◇今日はいつもより大胆だね。
◇…変だな。ちょっと身体、熱いかも。…沐沐ちゃんも?
<親密度60>
◇こんな可愛い君を見て、我慢なんて出来ないよ。今は、俺のことだけ考えてて?
◇多分、原因は…あのマドレーヌかな。
◇そんな風に見つめて知らないよ。キスしてって顔してる。
◇『触れてほしい』って…本当、沐沐ちゃんには敵わないな。
◇目、閉じて。俺は見つめ合ったままキスしてもいいけど…なんてね。
◇俺がどれだけ沐沐ちゃんを愛してるか、一晩かけて教えてあげる。
<親密度80>Max
【レオ】
彼別全ステージクリア特典
レオの特典ストーリー
無数の星が静かに瞬く、ある夜のこと…―
借りていた本を返しに来た私は、本のお礼も兼ねて、
レオと一緒に、伯爵夫人から頂いたマドレーヌを食べていた。
しかし、マドレーヌを口にして少し経った頃…
(…何だか熱い……)
ふいに胸の奥が疼く感覚に襲われてしまった。
すると、隣に座っていたレオは、そんな私の顔を覗き込むようにして囁く。
レオ:身体、熱いの?
沐沐:っ…何で…分かったの?
レオ:俺も、さっきからちょっと熱くて
そう言ったレオの首筋は、ほんのり赤く染まっていた。
レオ:あのマドレーヌ食べてから
沐沐:マドレーヌって…もしかして
レオ:うん。多分あれが原因かな
(もしかして、中に何か入っていたのかな…)
そう考えている間にも頭がくらりとして、
レオが肩を抱いて支えてくれる。
レオ:確かこのマドレーヌ、『食べると幸運が訪れる』って話だったよね?
沐沐:うん…
レオ:それって、恋人とこうやって触れあって、
レオ:最終的に幸せになるって意味だったりして
沐沐:…え?
レオ:簡単に言うと、媚薬効果があるのかもね
(そう…なのかな)
身体全体が熱くなっているせいか、思考がうまくまとまらない。
その時、レオが耳元に顔を寄せた。
レオ:どこが熱いのか、具体的に教えて沐沐ちゃん
いつもより低い声で囁かれ、
ただでさえ熱を持っていた身体が、さらに火照っていく。
沐沐:っ…
(恥ずかしいのに…正直に言いたくなってしまう…)
(これも媚薬の効果、なのかな…?)
レオの吐息が触れている首筋が、やけどしそうなほどに熱を持っていた。
沐沐:…首筋が、熱くて……
どこかぼんやりとした言葉が、自然と口からこぼれていく。
レオ:へえ。…ここかな
沐沐:ぁっ……
ふいに首筋にキスをされ、肩が跳ねてしまう。
レオ:他には?
首筋に唇を押し当てながら、レオが再び訊ねる。
(レオに聞かれると…想いが隠せない)
沐沐:耳、も……
消えそうな声で告げると、
レオは艶っぽく微笑み、耳にも口づけを落としていく。
沐沐:……ん…
ふるりと身体を震わせて、私は思わずレオのシャツの胸元を掴んだ。
レオ:今日は大胆だね。本当、可愛い
レオが髪に指を梳き入れるようにして、私の頭を撫でる。
レオ:これ以上、沐沐ちゃんのこと好きにさせて、
レオ:いったいどうするつもり?
(どうって、言われても…)
まとまらない頭の中で、私は思い浮かんだことを正直に答えた。
沐沐:レオが好きだから……気持ちが止められなくて…
レオ:……
レオは何故か驚いた顔をしてから、ふっと表情を緩める。
レオ:本当は冗談で言ったんだけど、俺の方が止められなさそう
沐沐:え?
レオは私の手を取り、自分の胸元にそのまま押し当てた。
(あ…)
手の平からは、とくとくと小さな振動を感じる。
(…私だけドキドキしてるんだと思っていたけど…)
(レオの鼓動…いつもより速い)
そう思うと、愛しさが増してつい笑みをこぼしてしまう。
するとレオは、手を取ったまま私をソファへ押し倒して…―
レオ:こんな可愛い君を見て、我慢なんて出来ないよ。今は、俺のことだけ考えてて?
沐沐:うん……
頷くと同時に、レオが深く口づけた。
わずかに開いた唇から舌を絡めとられ、熱く溶けた吐息がこぼれる。
沐沐:ぁ、……んっ…
レオ:その声は反則…。そんなに煽って、知らないよ?
沐沐:…っ、そういうわけじゃ…
脱げかけたドレスの胸元から顔を上げたレオが、
汗で額に貼りついた前髪をかき上げ、シャツを脱ぐ。
そんな仕草ひとつで、胸が甘く震えてしまう。
レオ:俺も、沐沐ちゃんに負けないくらい、熱くなってきたな
重なった素肌の隙間を、レオの指先が丁寧に、時には強引に触れる。
沐沐:…レオ…っ
レオ:沐沐ちゃんの頭の中、もっと俺のことだけでいっぱいにしてあげる
(こんなこと…言葉にできないけど、)
(今夜はレオも…私のことだけ考えてほしい)
私はレオを独り占めにするように、絡められていた指をぎゅっと握った…―
ユーリ
>>>彼を選ぶ
<親密度0>
◇うーん…
◇これが城下で噂のお菓子かー。見た目は普通のブラウニーだね
◇一緒に食べてみよっか。はい、あーん
<親密度20>
◇君を離したくない。いいよね?
◇…何でかな。急に触れたくなっちゃった
◇吉琳様もぎゅってして欲しそうに見えたんだけど…違った?
<親密度40>
◇なんだかちょっと熱くなってきたなー。それに、プリンセスにもっと触れたい。……いい?
◇吉琳様も熱いね
◇まだ離したくない。だから…ね?もうちょっと、このままくっついてよっか
<親密度60>
◇そんな可愛い顔する、プリンセスがいけないんだよ?
◇このブラウニーが城下で噂になってたのって、媚薬だからかな
◇えっ、俺の顔が赤い…?うん、そうかも。でも吉琳様の方が真っ赤だよ
◇すっごく可愛い
◇ダーメ。もっとキスしたいから、じっとしてて
◇吉琳様を好きって気持ち、全部受け止めてくれる?
<親密度80>Max
【ユーリ】
彼別全ステージクリア特典
ユーリの特典ストーリー
部屋の窓から、銀色に輝く美しい満月が見える、ある夜のこと…―
公務を終え、伯爵夫人から頂いたブラウニーをユーリと分け合っていた。
しかし…
(噂のお菓子が、媚薬入りだったなんて…)
先にブラウニーを口にしたユーリが、
ふいに頬を染めて眉を寄せたことで、
お菓子に媚薬が入っていたと分かったのだった。
吉琳:大丈夫…?
ユーリ:ちょっとだけ熱いけど、平気だよ
ユーリは、にこっと笑っているものの、
その目元は熱っぽく赤らんでいて、少し辛そうに見える。
(きっと、私を心配させないようにって…)
その優しさに胸が詰まって、
思わず隣に座っているユーリを、ぎゅっと抱きしめた。
吉琳:ユーリ…無理しないで
心配してそう言うと、
ユーリは私の腰に腕を回し、ぽつりと呟く。
ユーリ:…抑えようと思ってたのに
吉琳:え?
首を傾げる私に答えることなく、
ユーリは、ふいにうなじへ顔を寄せた。
吉琳:ん……
ユーリが身じろぎするたびに、髪や唇が首筋を掠めてくすぐったい。
ユーリ:吉琳様、甘い香りがする
(香りって……あっ)
あることを思い出し、そっと告げる。
吉琳:新しい香水を試したから…かな
先ほどの公務で、仕立屋さんと新しいドレスについて話しあっていた際、
ついでに、と新作の香水も試しにつけさせてもらったのだった。
ユーリ:このいい香り、香水だったんだ
ユーリ:でも…触れたい気持ち我慢してたのに、今こんな香りの吉琳様といたら、
ユーリ:もっと頭がくらくらして…食べたくなっちゃう
吉琳:っ……
低められた声も、向けられた熱っぽい眼差しも、
媚薬効果のせいか、いつも以上に艶っぽくて鼓動が大きく跳ねる。
(『抑えようと思ってた』ってそういう意味で…)
ユーリ:俺、このまま離れたくない
吉琳:っ……
ユーリ:ねえ吉琳様。…触れても、いいよね?
飾り気の一切ないユーリの言葉は、私の頬に熱を持たせていく。
同時に、迷っている私の心を大きく揺さぶった。
(好きな人に、そんな風に言われたら…だめだなんて、言えないよ)
私は恥ずかしくて潤んだ瞳をユーリに向けて、小さく頷く。
吉琳:…うん
答えると、ユーリが優しく私の腕を取った。
そして、ワンピースの袖に隠れるか隠れないかという部分へ、キスを落とす。
吉琳:…ん……
ユーリ:ここも甘いね
吉琳:そ、そこには香水つけてないよ…
ユーリ:えー本当? こんなにいい香りがするのに
からかうように言ったユーリの瞳は、意地悪っぽく細められている。
(今日のユーリ…いつも以上にドキドキする)
(ブラウニーは食べていないはずなのに…)
ユーリが口づけを落としていくたびに、
媚薬の効果が出たように身体が熱くなってしまう。
ユーリ:あ、ここは特に甘い香りがするね
くすっと笑ったユーリが胸元に顔を寄せ、するりとリボンを解いていく。
そして…
吉琳:…ぁっ……
普段はドレスに隠れている部分に、唇が押し当てられた。
甘い痛みが走り、肌が一気に熱を持つ。
吉琳:待って、ユーリ…っ…
ユーリは私の言葉を遮るように、触れるだけの口づけを落とすと、
大きな瞳を楽しそうに細めて…―
ユーリ:ダーメ。待てない
ユーリ:そんな可愛い顔する、プリンセスがいけないんだよ?
吉琳:っ……
ソファに沈めた私を見下ろして、ユーリが執事服を脱いでいく。
ユーリ:唇も身体も、すごく熱いね…
そう言いながら、ユーリは何度も深く唇を重ね、
その指先は、胸元からさらに下へと辿っていった。
吉琳:…っ恥ずかしいから、あんまり言わないで…
ユーリ:だって、吉琳様には、もっと俺にドキドキしてほしいから
艶っぽい表情を見せたユーリが、お腹に音を立ててキスをする。
途端に、肩を小さく震わせてしまう。
吉琳:っ、あ……っ
思わず声を上げた私を、
ユーリが腕の中に閉じ込めるように、強く抱きしめる。
(ユーリと一緒にいるだけで、いつも胸がいっぱいなのに、)
(これ以上ドキドキしたら、どうなってしまうんだろう…)
ユーリの与える熱に溺れかけながらも、
その想いに応えるように、今度は私からユーリにキスをした…―
ロベール
>>>彼を選ぶ
<親密度0>
◇え?
◇このカヌレを俺に?ありがとう。
◇ちょうど休憩しようと思っていたところだったんだ。
<親密度20>
◇うん。
◇まずは沐沐ちゃんからどうぞ。
◇美味しい?そう、良かった。……あれ、ちょっと顔が赤いね。
<親密度40>
◇今の言葉、聞こえなかったから、もう一回好きって言ってほしいな。
◇そうやって素直に想いを伝えてくれる君も好きだよ。でも、これはもしかして…。
◇『熱い』?やっぱり。…さっきのお菓子のいかもしれない。
<親密度60>
◇君の言葉で聞きたい。どうしたいか教えてくれるかな?
◇恥ずかしがらないで。
◇…うん、俺も少し熱くなってきたよ。あのお菓子の効果みたいだ。
◇心配しなくていよ。これは君が好きという証みたいなものだから。
◇何も考えず、俺に全部委ねて。
◇君がそう望むなら…今夜は離さない。
<親密度80>Max
【ロベール】
彼別全ステージクリア特典
ロベールの特典ストーリー
澄んだ月の光が城に降りそそぐ、ある夜…―
私は伯爵夫人から頂いたカヌレを持って、ロベールさんの部屋を訪れていた。
けれど…
(どうしてこんなに熱くなって……)
二人で食べている途中、頭がぼんやりとして、身体が熱を持ってきたことに気づく。
ロベール:このカヌレは…これ以上食べない方がよさそうだね
沐沐:どうして…ですか…?
ロベール:多分、媚薬のようなものが含まれてると思う
(媚薬って……)
噂のお菓子がまさかそんなものだったと思わず、驚いてしまう。
ロベール:ひとまず、今夜は早く寝た方がいいね
ロベールさんが少し困ったように微笑み、ソファから立ち上がろうとする。
ロベール:部屋まで送……
沐沐:まだ…ここにいちゃダメ、ですか
ロベール:え?
気づけば私は、素直な想いを口にして、
立ち上がりかけたロベールさんの袖を、きゅっと引いていた。
(あ…)
慌てて手を離したものの、顔に灯った熱は更に大きくなっていく。
袖を掴まれて目を丸くしていたロベールさんは、
すぐにおかしそうに笑って、再び隣に腰かけた。
ロベール:今のは、無意識だったみたいだね
ロベール:だけど…
言葉を切ったロベールさんが、頬にそっと触れる。
沐沐:んっ……
その手つきがくすぐるように優しくて、思わず身をよじった。
ロベール:媚薬で理性が薄れている相手に、そんなことを言ってはいけないよ
いつも温和な瞳が熱をはらんでいて、胸の鼓動が、音を立てはじめる。
(いつもよりずっと…視線が熱い気がする)
そう意識した途端、私の身体の熱もさらに上がり、思考がゆっくり溶けていく。
(ロベールさんを困らせたくない。でも…)
沐沐:ロベールさんだから、言ったんです…
(今…好きな人の側を離れたくない)
想いを込めた視線を向けて言うと、ロベールさんが小さく息をのむ。
そして少しだけ考えるように視線を伏せた後、そっと頷いてくれた。
ロベール:分かった
(良かった…)
ロベール:でも…ここにいるだけで十分?
沐沐:えっ
微笑んでそう言ったロベールさんが、優しく私の頬に手を添える。
やがてロベールさんの柔らかな髪がこめかみを掠め…―
ロベール:君の言葉で聞きたい。どうしたいか教えてくれるかな?
鼻先が触れそうな距離で囁かれた。
艶っぽく低められた声に鼓動が早鐘を打ち、言葉に詰まってしまう。
(ただ、もっと一緒にいたくて…)
(何をするのかなんて、考えてなかったけど…)
熱が上がっていく胸の奥は、甘い期待に疼いていた。
私はロベールさんと視線を交わらせて…
沐沐:触れたい…です
小さく告げると、
ロベールさんはどこか艶やかに微笑んで、ゆっくりと唇を重ねた。
口づけながら、その指先は器用に私のドレスを肩から落としていく。
沐沐:あの……ロベールさん、も…
自分だけ何もまとわない姿に恥ずかしさが増し、
口づけの合間に、やっとそれだけを伝える。
ロベール:そうだね。このままでは、不公平かな
そう言って小さく笑ったロベールさんは、
私の手を取って、自分のシャツのボタンへと導いた。
(え…?)
ロベール:それなら、沐沐ちゃんも同じように…ね?
(『同じように』って…もしかして、私がロベールさんを…?)
言葉の意味が分かっても、戸惑いと胸の高鳴りで固まってしまう。
ロベール:……
けれどロベールさんは、にこやかに私を見つめるだけだった。
それはまるで、私の選択を待っているかのようで…
(恥ずかしくても…触れたいって自分で言ったから)
私は頷いて、シャツのボタンを外し始めた。
(…見つめられていると、うまく指が動かない)
私がようやくシャツを脱がし終えると、ロベールさんがふっと笑う。
ロベール:他にしたいことはある?
からかうような瞳を受け止め、胸の内にある言葉をそのまま口にした。
沐沐:……離さないでほしい、です
ロベールさんの瞳を見つめてそう告げると…
ロベール:君が望むなら…今夜はずっと離さない
静かに囁き、ソファに座ったままの体勢で私を強く抱きしめる。
熱い指先が背を滑っていく度に、私は微かに肩を揺らした。
沐沐:……ぁっ
(ロベールさんの側にいられたら、)
(…それだけで十分)
ロベールさんは、穏やかな笑みを浮かべた表情とは裏腹に、
私を甘く痺れさせていった…―
アルバート
>>>彼を選ぶ
<親密度0>
◇ええ。
◇これは初めて見ました。ブール・ド・ネージュ…雪玉という意味のお菓子ですか。
◇シュタインにはこういったものはないので、興味深いです。一つ頂いても良いですか?
<親密度20>
◇何故かは分かりませんが、あなたを抱きしめたくなりました。
◇変ですね、急に熱くなったような…
◇あのお菓子を食べてからのような気がします。
<親密度40>
◇プリンセス……あなたが好きです。
◇本当にお菓子のせいなのか…信じられない。
◇この腕を離したくないと思ってしまう。
<親密度60>
◇嫌なら、すぐにでもやめます。ですか、そうでないのなら…俺に、全てを委ねてください。
◇……愛しています。吉琳。
◇いつもあなたを可愛いと思っています。
◇っすみません。思っていたことがつい出てしまい…。
◇なっ…今、あなたからそんなことを言われたら…抑えられそうにありません。
◇あなたが心から愛しいと、もっと伝えさせてくだせい。
<親密度80>Max
【アルバート】
彼別全ステージクリア特典
アルバートの特典ストーリー
夜空に満天の星が輝く、ある休日の夜…―
ウィスタリアでのデートを終え、アルバートと城へ戻ってきた私は、
伯爵夫人から頂いたお菓子を、一緒に食べていた。
アルバート:初めて食べたので、どんな味か想像出来ませんでしたが、美味しいですね
吉琳:良かったです
アルバートは、ブール・ド・ネージュを口にして笑みをこぼす。
(雪玉って意味なんだよね。本当に雪みたい)
私も、白くて丸い焼き菓子を半分、口に入れたその時…
アルバート:…これは
吉琳:どうしたんですか…
(あれ…)
そう訊ねかけ、ふいに体が熱くなるのを感じる。
(何で急に熱くなって…)
突然のことに戸惑っていると、
目元を赤らめたアルバートが、こちらへ視線を向けた。
アルバート:まさか、あなたも…
(あなたもということは、アルバートも熱くなって…?)
こくりと頷くと、ぐっと眉を寄せてアルバートが呟く。
アルバート:ということは、原因は…。いや、ありえない
吉琳:アルバート…?
アルバートが難しい顔で何かを考え込みながら、言葉を重ねる。
アルバート:普通では考えられないと分かっています
アルバート:ですが、急にまったく同じ状態になったということは、
アルバート:…このお菓子が原因で、このような症状になっているのかと
そう言って、アルバートはブール・ド・ネージュの入った箱を見た。
吉琳:えっ…
(このお菓子のせいで…?)
吉琳:お酒でも入っていたのでしょうか…
アルバート:…分かりません。ですが、相当強い効果があるもののようです
答えたアルバートの声に力は無く、私よりも顔が赤いように見える。
(アルバートの方が辛そうだけど、大丈夫かな…)
吉琳:私、何か身体を冷やすものを……あっ
ソファから立ち上がろうとした時、
正面から、アルバートにぎゅっと抱きしめられた。
吉琳:っ、アルバート…?
アルバート:…いりません。それよりも今はただ、
アルバート:あなたをこうして抱きしめていたい
吉琳:ぁっ……
首筋にアルバートの吐息が触れて、思わず声をこぼしてしまう。
(アルバートがいつもより大胆なのも…このお菓子のせい?)
いつになく真っ直ぐな言葉と、上着越しに伝わってくる熱が、
私の心を包み込むように掴んで震わせる。
(アルバートが望むなら、私も…)
ほんの少し勇気を出して、広い背中にそっと腕を回すと…―
アルバート:嫌なら、すぐにでもやめます。
アルバート:ですが、そうでないのなら…俺に、全てを委ねてください
熱に揺れる眼鏡の奥の瞳に、心の中心を射抜かれる。
吉琳:…嫌だなんて、思いません
照れながらも、はっきりと告げ、自分からそっと唇を重ねた。
軽く触れるキスをして、離れようとすると、
アルバートが、抱きしめる腕を強くする。
アルバート:…あなたから、先にさせてしまいましたね
少しだけ悔しそうに言ったアルバートが愛しくて、私は微笑む。
吉琳:すみません…嫌ではないと伝えたいと思ったら、つい…
そう言うと、今度はアルバートから唇を重ね、私をソファへと押し倒す。
吉琳:ふっ……ぁっ
探るように、だんだんと深まっていくキスに肌の熱が上がっていく。
やがて惜しむように唇を離したアルバートが、ぽつりと告げた。
アルバート:…もっと、あなたに触れさせてください
真剣な眼差しに、私は迷いなく頷いた。
アルバートは眼鏡を押し上げると、ドレスの背中のリボンを解き、
自分の服も脱ぎ落としていく。
吉琳:…んっ…
指先が素肌を掠めただけでも、甘い声は抑えられない。
恥ずかしくなって顔を伏せようとすると、
ふいに、頬に大きな手の平が触れ、そっと視線が交わった。
アルバート:あなたを見ていると、改めて思い知らされます
アルバート:…これほどまでに人を愛しく思えるものなのだと
アルバートが私の指先を持ち上げて、大切そうに口づける。
アルバート:もっと…色んなあなたを、見せてください
吉琳:…はい
(…アルバートには、これからも私の全てを見て、知ってほしい…)
照れてしまって、口には出せない想いを込め、
私はアルバートの頬を両手で包み、もう一度自分から口づけた…―