プリンセスに癒やしの夜を(獎勵故事)
*缺傑諾的故事
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静かな夜、彼と二人きりの部屋に流れるのは、
穏やかで優しい、心安らぐ時間…―
……
ジル:ベッドへ。寝る支度をお手伝いしましょう
ジル:貴女が寝るまで、側にいますよ
………
ユーリ:執事だからここまでするって思ってる?
ユーリ:…吉琳様が恋人だから、こんなに構いたくなっちゃう
………
シド:これはお前用だ
シド:自分の女の好みぐれえ把握してる
………
レイヴィス:そんな所で寝て、落ちたらどうするの?
レイヴィス:一緒に寝るよ。照れてないで早くこっち来て。……今日もお疲れ、おやすみ
………
ゼノ:余計なことは考えるな。体調を戻してからで構わない
ゼノ:具合が悪いのだろう。お前はそのままゆっくり寝ているといい。俺が側にいる。安心しろ
………
ほんわかと胸が温かくなる、癒やしの夜を、あなたに…―
【80個特典】シドの特典ストーリー
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夜風が、静かに木々を揺らすある夜のこと…―
訪れていたシドの部屋には、甘いキャラメルの香りがふわりと漂い、
澄んだ色の紅茶がカップへと注がれる。
その丁寧な仕草を思わず見つめていると、ふとシドと目が合った。
吉琳:っ……
シド:なに珍しそうに見てんだ
吉琳:べ、別に…
(いつもと少し雰囲気が違ってドキドキしたなんて…言えない)
私はそんな気持ちを誤魔化すように声をかける。
吉琳:それ、キャラメルティー?
シド:ああ。異国で買ってな
目の前で紅茶を淹れてくれたシドは、
コトリとカップを机に置いて向かいに座る。
(いい香り)
こうしてシドの部屋に招かれ、
紅茶をふるまわれることになったのには、理由があった。
それは今日のデートの帰り道でのこと…―
〝シド:暗くなってきたな。そろそろ戻るか〞
〝吉琳:うん…〞
〝頷くものの、胸には寂しさが湧き上がる。〞
〝(まだ一緒にいたいな…あともう少しだけでいいから)〞
〝けれど素直に言えなくて小さく唇を噛みしめていると…〞
〝吉琳:シド…?〞
〝シドの指先が私の顎を掴まえる。〞
〝顔をすくい上げられて、笑みを浮かべるシドと目が合った、その時…―〞
〝シド:お前がしてえこと素直に言うんなら、その通りにしてやる〞
〝(っ、見透かされてたんだ…)〞
〝頬を染め息を詰まらせると、シドは目元を和らげる。〞
〝シド:焦らすんじゃねえ。早く言ってみろ〞
〝低い囁きに、胸の音が大きくなっていく。〞
〝吉琳:ま、待って〞
〝(どうしよう。なんて言ったら…)〞
〝思わず視線をさまよわせると、ふと紅茶のお店が目にとまった。〞
〝吉琳:…シドとお茶がしたいなって言おうとしてたの〞
〝恥ずかしさから一緒にいてとは口に出せずに、そんな風に言ってしまう。〞
〝すると、私の言葉を聞いたシドは辺りへ視線を滑らせた。〞
〝シド:だが、店はもう閉まってるみてえだな〞
〝吉琳:えっ〞
〝(慌てていて、そこまで見てなかった…)〞
〝落ち込んでいると、頭上から楽しげな声が響く。〞
〝シド:なら、飲める場所に行くしかねえか〞
そうして、シドの部屋にお邪魔することになったのだった。
きっかけを思い出していると、
シドがすぐ側にあるワゴンへ手を伸ばし、テーブルの上にミルクポットを置く。
吉琳:ミルクティーにして飲むの?
シド:相性がいいらしいからな。お前も、甘え方がいいだろ
吉琳:うん
微笑むと、シドはカップにミルクを注ぎ入れて再びポットを置いた。
(あれ?)
吉琳:シドは入れないの?
シド:ああ、俺には甘すぎんだよ。これはお前用だ
(じゃあ、わざわざ私の好みに合わせてミルクまで用意してくれたんだ…)
驚きと嬉しさで、思わずカップを見つめたままでいると、
シドのふっと笑う声が落ちた。
シド:なにマヌケな顔してんだ
吉琳:っマヌケって…!
(こういうところは酷いんだから)
(でも……)
シドの気持ちに心が癒やされ、
さっきとは違って自然と想いを告げられるように思えた。
吉琳:ちゃんと好みを分かっててくれて……嬉しいなって、思って…
口調は少したどたどしくなってしまったものの、
自分の気持ちを伝えると、シドは笑みを深めて答える。
シド:んなこと当たり前だろ。自分の女の好みぐれえ把握してる
吉琳:っ……
(もう…そんなこと言われたら、もっと嬉しくなってしまう)
顔が熱くなるのを感じていると、シドが声をこぼして笑った。
シド:お前の面白え顔は見飽きねえから、ずっとこのままでもいいが、
シド:冷める前に飲んだ方がいいんじゃねえか?
吉琳:う、うん…
湯気が立ち昇るカップを持ち上げる。
口をつけると、気品のある紅茶の香りと甘いミルクの味が広がった。
吉琳:すごく美味しい…
シドの淹れてくれた紅茶の美味しさに思わず目を輝かせる。
吉琳:毎日飲みたいかも
シド:執事じゃねえんだ、毎日淹れるかよ
冗談めかして言われ、つられて笑ってしまう。
シド:だが飲みてえなら呼べ。逢いに行ってやる
(シドには、私の言いたいことだけじゃなくて、)
(欲しい言葉まで、全部見透かされているみたい)
シドの言葉は、飲んでいるミルクティーみたいに甘くて優しい。
(もう少しだけ、シドの側にいたい…)
赤くなった顔をはぐらかすように、カップを両手で持って傾ける。
すぐに飲んでしまわないように、少しずつ紅茶を飲む私に、
シドの愛おしげな眼差しが向けられていた…―
【170個特典】ユーリの特典ストーリー
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慌ただしい時間が過ぎ、一日の公務を終えた夜…―
パタリと扉を閉めると、静かな部屋でユーリと二人きりになる。
ユーリ:一日、お疲れ様
吉琳:うん。ありがとう
(今日は難しい会議が続いていつもより大変だったな…)
しっかりとまとめられた髪の結びめに手をのばす。
この髪の結い方にしたのも、
朝、身支度を手伝ってくれたユーリに言われたからだった。
(休憩時間を、身支度を整えることに使うよりも、)
(ちゃんと体を休めた方がいいって言ってくれたんだよね)
ユーリの優しさを思い出しながら、結んでいた髪をほどこうとすると…
ユーリ:俺がやるよ
横からユーリの手が添えられた。
吉琳:じゃあ…お願い
じっとしていると、ふわりとほどかれた髪が肩に流れる。
そして、頭にユーリの手がぽんぽんと軽く乗せられ…―
ユーリ:今日すっごく頑張ってたよね! いい子いい子……なんてね
(いつもユーリは一日の終わりに優しい言葉をかけてくれる)
けれど、優しいのは言葉だけじゃない。
(頭を撫でてくれたり、私を甘やかしてくれて…)
(ユーリにこうされるのが最高のご褒美だな…)
温かな感触に、キュンと胸の奥が揺れる。
吉琳:ありがとう
吉琳:でも、ユーリもすごく頑張ってくれてたから…私もお返しがしたい
手を伸ばして、ユーリがしてくれたように頭を撫でようとする。
(あともうちょっと…)
身長差を埋めるように背伸びをすると、
そんな私に気づき、ユーリが少し腰をかがめてくれた。
ユーリ:お願いします
にっこり笑うユーリに頷いて、柔らかい髪の毛をそっと撫でる。
ユーリ:すっごく癒やされる
ユーリ:プリンセスから撫でてもらえるなんて光栄です
悪戯っぽい口調で言われ、私もくすりと笑みをこぼした。
吉琳:どういたしまして
(ユーリと一緒にいると、どんなに疲れていても笑顔で一日を終えられるな)
吉琳:でもね、今日だけじゃなくて、完璧な執事さんにいつも感謝してるよ
ユーリ:え?
私もつられて、そんな口調で言いながら、
いつもユーリに助けてもらっていることを思い返した。
吉琳:忙しくて焦っていると、『深呼吸しよっか』って声をかけてくれたり
吉琳:次の予定も先回りして教えてくれたりするでしょ?
(プリンセスになってから、ユーリには本当に沢山支えてもらってる)
吉琳:ありがとう
日頃の感謝の気持ちを伝えると、
ユーリは少し照れたように目元を染める。
ユーリ:改めて言われるとちょっと照れちゃうな
吉琳:そんなユーリが、執事としていつも側にいてくれるから、
吉琳:安心して公務が出来るって思う
そう続けると、
ユーリはふいに真面目な表情で、ちらりと上目遣いでこちらを見つめた。
ユーリ:そう言ってくれて嬉しいけど…
ユーリ:執事だからここまでするって思ってる?
吉琳:え?
ユーリ:もちろん、執事として完璧に仕事しようって思ってるけど、
ユーリ:それ以上に…吉琳様が恋人だから、こんなに構いたくなっちゃう
吉琳:っ……
真っ直ぐな瞳の中に、恋人にしか向けられない優しさと愛情が滲んでいる。
二人きりだからこそ見せてくれる言葉と表情に、鼓動が甘く高鳴った。
(私も…同じかもしれない)
(いつだって、元気でいられるのは…恋人のユーリが支えてくれるから)
吉琳:執事としても、恋人としても側にいてくれて…すごく嬉しい
真っ直ぐに見つめると、
薄く染まったままのユーリの眼差しが甘く揺れた。
ユーリ:大好きだよ。俺がずっとずっと守ってあげる
一歩近づいたユーリが私の唇の熱をさらって、微笑む。
ユーリの声が優しく胸に響いて、私も自然と笑顔を浮かべた。
吉琳:ありがとう…私もユーリが好き
(こんな風に真っ直ぐに気持ちを伝えてくれるから…)
(ユーリが側にいてくれれば、どんなことがあっても頑張れる)
胸の高鳴りを感じながら、私はユーリの優しさに包まれて微笑んだ…―
【230個特典】ジルの特典ストーリー
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淡い月の光が窓から差し込む、静かな夜…―
ネグリジェに着替えた私は、
メイドさんに髪を梳かしてもらいながら、小さなため息をこぼした。
(明日、無事に務めを果たせるかな…)
明日は、他国の国王がウィスタリアを訪問することになっている。
(いらっしゃる国王様は気難しい方だという噂だから…少し不安だな)
もう一度ため息をつきそうになってしまい、そっと飲み込む。
(でもプリンセスとしての大切な務めだから、頑張らないと)
心の中で自分に言い聞かせたその時、
扉がノックされジルが入ってきた。
ジル:プリンセス、そろそろ寝る時間ではありませんか?
その言葉にはっとして壁の時計を見ると、
いつの間にか、だいぶ遅い時間になっている。
吉琳:すみません、ぼんやりしていて…
そう答えると、ジルは私の顔を見つめた後、
髪を梳かしてくれていたメイドさんへ視線を向けた。
ジル:後は私が代わりましょう
吉琳:えっ
わずかに目を見張ると、メイドさんもおずおずと訊ねる。
メイド:宜しいのですか…?
ジル:ええ。プリンセスにお伝えすることもありますので
メイド:かしこまりました。では失礼致します
そうして、メイドさんが部屋を後にして…
ジル:失礼します。プリンセス
吉琳:っはい…
ジルは鏡の前に置かれたヘアブラシを手に取り、私の髪を梳いてくれる。
(ジルの手つきが優しくて心地いいな…)
その柔らかな仕草に、鼓動が微かに音を立てていく。
(ドキドキするけれど…なんだか気持ちが落ち着いてきた気がする)
不安が和らぐと同時に、ふとあることが気になった。
吉琳:あの…伝えることって何だったんですか?
ジル:ああ。あれは嘘ですよ
吉琳:嘘…?
顔を上げると、鏡の中でジルと視線が交わり、くすっと微笑みを向けられる。
ジル:緊張が和らいだようで良かったです
(えっ…)
心を見透かされたようではっとして、ジルを見つめる。
(もしかして、それでメイドさんの代わりを…?)
吉琳:気づいていたんですね…
ジル:今日の公務の最中から、物憂げな表情をなさっていましたから
そう言ってジルは梳き終えた髪を一束すくい上げ、
優雅な仕草でキスをひとつ落とした。
吉琳:っ、ジル……
ジル:終わりましたよ
ジルは微笑んで髪を整えると、ヘアブラシを置いた。
ジル:お望みなら、子守唄も歌って差し上げますが?
吉琳:それは…子どもみたいでもっと落ち着かないです…
ジル:では、大人の方法で緊張をほぐしてさしあげましょうか?
ジルの瞳に妖しい光が揺れたように見えて、頬に熱が差す。
(大人な方法って…)
想像することも恥ずかしくて、思わず顔を伏せた。
吉琳:だ、大丈夫です……
ジル:そうですか。それでは…
ジル:ベッドへ。寝る支度をお手伝いしましょう
そう言って、ジルは優雅な仕草で私の手を引き、ベッドまで歩んでいく。
そうして敷かれていたシーツをそっとめくって、
手で撫でるようにして私が寝る場所を整えてくれた。
ジル:どうぞ、こちらへ
吉琳:ありがとうございます…
(メイドさんがベッドを整えてくれる時はこんなことないのに、)
(ジルがしてくれたと思うと…それだけでドキドキしてしまう)
シーツの中に身体を滑り込ませると、
ベッドの端に腰掛けたジルが、私の胸元にそっと手を置き…―
ジル:貴女が寝るまで、側にいますよ
微笑みを浮かべたジルが私の瞳を穏やかに見つめる。
(こんなに近くにジルが…)
覗きこむように上から顔が近づき、肩にかかったジルの長い髪が揺れる。
ジル:ですから、安心してお休みください
囁きと共に覆い被さるように、さらにジルの顔が近づいて…
吉琳:っ……
柔らかく、優しく、唇が重なる。
ジル:……
赤くなった顔で見上げてみても、ジルはただ微笑むだけだった。
(落ち着いて眠れないかもしれない…)
(でも髪を梳かしてくれたり、ベッドまで連れていってくれたり…)
細やかな優しさで、私の不安を和らげてくれるジルの気持ちが嬉しかった。
(さっきまで自分一人で頑張ろうとしてたけど…)
(改めて私は一人じゃないんだよね)
吉琳:はい…側にいてください
ジル:ええ。いつまでも貴女のお側に…
いつしか緊張は解け、ジルの優しさに鼓動は甘く高鳴っていった…―
【300個特典】レイヴィスの特典ストーリー
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空に星が輝く夜のこと…―
私はハルナイト邸でのパーティーに出席し、
招待客を見送った後、レイヴィスと部屋に戻ってきていた。
吉琳:今夜のパーティー、楽しかったな…招待してくれてありがとう
レイヴィス:話、弾んでたみたいだな
吉琳:うん、皆さんとてもいい方で…
レイヴィス:良かった
優しい笑みに笑顔を返すと、
レイヴィスがシャツを緩めながら目を細める。
レイヴィス:でも、疲れたんじゃない? 早く寝るよ
続けられた言葉に、鼓動が小さく跳ねる。
(『寝るよ』って…一緒にってこと、かな…)
さっきまで賑やかだったせいか、二人きりの部屋は急に静かになったようで、
鼓動の音さえ聞こえてしまいそうだった。
意識してしまい赤くなっていると、近づいてきたレイヴィスが小さく笑う。
レイヴィス:その顔、言葉の意味は伝わったみたいだな
(やっぱり、そういうことだったんだ…)
私はますます真っ赤になっていく頬に手をあてた。
レイヴィス:分かったら準備して
レイヴィス:それとも…着替え、手伝おうか?
吉琳:だ、大丈夫……
からかうように言ったレイヴィスに背中を向けて、豪華なドレスに手をかける。
けれど、ドレスに飾りつけられたレースに埋もれて、
背中にあるはずのリボンが、なかなか見つからない。
(どこだろう…?)
手で探っていると…
(あっ)
ドレスにそっとレイヴィスの指先が触れた。
レイヴィス:困ってるんでしょ。やっぱり手伝う
吉琳:うん…
鼓動を痛いほど響かせながら、レイヴィスの方をわずかに振り向くと、
後ろから、リボンを探すように背中を撫でられる。
吉琳:んっ…
そのわずかな刺激に身体が震え、小さな吐息がこぼれそうになってしまう。
(やっぱり…なんだか恥ずかしい)
レイヴィスはそんな私に気づきいた様子で、
気を紛らわすように話しかけてくれた。
レイヴィス:見送りの時、招待客が言ってた。素敵なプリンセスだって
レイヴィス:招待客一人ひとりにしっかり挨拶してたし、
レイヴィス:そういうところ、さすがだって俺も思ってた
レイヴィスに褒められ、嬉しさがこみ上げる。
吉琳:そう言ってもらえて良かった…
吉琳:でも私だけの力じゃないよ。レイヴィスが色々気遣ってくれたお陰
レイヴィスは、初めてお逢いする方には、丁寧に紹介してくれたり、
さり気なく話しやすい話題を向けてくれていた。
吉琳:だから、ありがとう
微笑んでそう告げると、レイヴィスも穏やかな笑みを返してくれる。
レイヴィス:そういう謙遜、しなくていい
レイヴィス:ただ、少しでもそう思ってるなら…
そこで言葉を切ったレイヴィスは、
すでに緩められていたリボンからが手を離す。
すると、肩先からドレスが滑り落ちた。
吉琳:っ…
レイヴィス:今夜は俺の言うこと聞いて
胸元を隠そうとした手が掴まえられ、レイヴィスの首筋に導かれる。
ランジェリー姿で触れ合う温もりに、一気に熱が上がった。
吉琳:ま、待ってレイヴィスっ……
レイヴィス:今さら待っては、なし
慌てる私を抱きかかえ、レイヴィスはベッドに向かう。
そして柔らかなシーツの上にそっと降ろされ、ふわりとキスが降ってきた。
(恥ずかしすぎて、顔が上げられない…)
思わずベッドの端に身体を寄せると、
レイヴィスが上着を脱ぎ落し、隣に横たわる。
レイヴィス:そんな所で寝て、落ちたらどうするの?
からかうような声に、ますます頬に熱がのぼった。
吉琳:大丈夫だよ…
レイヴィス:大丈夫なわけない。明らかに狭いでしょ
枕の端にちょこんと頭を預けるようにしていた私を、
レイヴィスがゆっくりと引き戻して…―
レイヴィス:一緒に寝るよ。照れてないで早くこっち来て。……今日もお疲れ、おやすみ
そのまま、レイヴィスの腕の中に包み込まれる。
(ドキドキする…。でも、すごく幸せで、)
(ずっとこのまま…レイヴィスの腕の中にいたい)
少し強引だけれど、優しくて温かな腕の中で微笑み、
レイヴィスの呼吸を耳元で感じながら、私は目を閉じた…―
【380個特典】ゼノの特典ストーリー
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