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收集活動-Romantic Date~待ってる時間もいとしくて~

(獎勵故事)

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*收集短語等之後有空一點再更新

#感謝沐沐一人就提供艾倫+路易+席德的部分 (ゝ∀・)b
#對不起我最近投入夢間集的懷抱,還難以自拔……

 

 

 

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心をときめかせ、待ち合わせの約束をした、
いつもと一味違ったデートは…―
………
アラン
「ただ、もったいないって思っただけ」
アラン
「…本当はお前の嬉しそうな顔、誰にも見せたくねえって思う」
……
ジル
「お待たせしました」
ジル
「随分と驚かせてしまったようですね」
……
シド
「女を待たせんのは、性に合わねえからな」
シド
「その服も髪も似合ってる。可愛いじゃねえか」
……
ルイ
「さっきのは、道を聞かれただけ。でも、楽しそうに見えたのは多分…」
ルイ
「…恋人が、早く来るといいですねって言われたから」
………
あの人を待つ愛しい時間が過ぎていき、
ロマンティックなデートが始まるまで、あと少し…―

 

 

136 (1)

 

 

アラン

>>>彼を選ぶ

 

<1stステージ>

1個:
2個:
3個:
4個:
5個:
6個:
7個:
8個:
9個:
10個:
【まとめて Touch!】

<2ndステージ>

1個:
2個:
3個:
4個:
5個:
6個:
7個:
8個:
9個:
10個:
【まとめて Touch!】

<3rdステージ>

1個:
2個:
3個:
4個:
5個:
6個:
7個:
8個:
9個:
10個:
【まとめて Touch!】

 

117

 

アランの特典ストーリー

 

晴れ渡る空から眩しい日差しが降りそそぐ、ある日のこと…―
私はアランとのデートで、城下を訪れていた。
沐沐:いい天気でよかったね
アラン:そうだな

(アランとゆっくり城下を歩くのは久しぶりだし、それだけで嬉しい)

弾んだ気持ちで市場を見て回りながら、
ふと少し前の出来事が思い出され、隣を歩くアランを見上げる。
沐沐:さっきは、アランが来てくれて助かったよ
沐沐:あの方たち、少し強引だったから…
アラン:ああ
今日のデートは、私の提案で城下で待ち合わせをしていた。
しかし先に着いた私が、二人組の男性に声をかけられ、
なかなか手を離してくれなかったところを、アランが間に入ってくれたのだった。
アラン:俺が着く前は、大丈夫だったのかよ
沐沐:うん。おばあさんに道を聞かれたり、
沐沐:広場で遊んでた子どもたちに話しかけられたりしたけれど、
沐沐:あの男性たちみたいな人は、いなかったよ
アラン:……ふーん

(あれ)

その時、相づちを打ったアランがわずかに眉を寄せる。
しかしすぐに顔を背けて、店が立ち並ぶ方を向いてしまった。
アラン:あっち、お前が好きそうな店あるな。行くぞ
沐沐:う、うん…

(ちょっと不機嫌そうに見えたけれど、気のせいかな)

少し気にしながらも、アランと共に市場を歩いていった。

***

その後、日が傾くまで色々な場所を見て回り…―
夕焼け色に染まった道を、アランと並んで歩いていく。
沐沐:あの喫茶店のケーキ、美味しかったね
アラン:ああ。でも、どれにするか悩みすぎ
沐沐:だって、全部美味しそうだったから
弾んだ声で答える私を見て、アランは少し意地悪な笑みを返した。

(あの後は、いつも通りのアランだったけれど…)

アランを待っている間の出来事を話した時に見せた、険しい表情を思い出す。

(いつもと違ったことをしたいと思って提案したけれど、)
(待ち合わせ…アランは、本当はしたくなかったとか…?)

そんなことを考えていると、ふいに顔を覗きこまれた。
アラン:何、ぼーっとしてんだよ
沐沐:あ…っ

(直接聞いた方が早いよね)

私は立ち止まって、心に引っ掛かっていたことを訊ねた。
沐沐:もしかしてアランは、待ち合わせするの嫌だった?
アラン:は?
沐沐:アランが来るまでの話をした時、一瞬だけ様子が変だったから…
アラン:……
私の問いかけにわずかな沈黙が落ちた後、
アランは少し考えるような表情で、ぽつりと呟く。
アラン:…別に嫌じゃねえよ
アラン:ただ、もったいないって思っただけ
沐沐:えっ…?

(どういう意味なのかな)

思わず首を傾げると、アランが言葉を重ねた。
アラン:お前、城下の奴らと話す時、いつも楽しそうだろ
アラン:…そういう顔、見られねえのがもったいないってこと
アランはそう言うと、ほんのりと目元を染めて私を見つめ…―
アラン:…本当はお前の嬉しそうな顔、誰にも見せたくねえって思う

(それって…)

ほのかな独占欲を滲ませた眼差しに、胸の音が速くなる。
沐沐:もしかして、アラン……あっ
アランは、ぐっと私の腕を引き寄せ、
言葉の続きを遮るように、かすめるだけのキスをした。

(機嫌が悪そうに見えたのは、やきもちを焼いてくれたからなんだ)

ますます胸を高鳴らせていると、アランが低く呟くように続ける。
アラン:だから嫌じゃねえけど待ち合わせは、たまにでいいだろ
沐沐:うん…!

(たった一言で、こんなに嬉しい気持ちにしてくれるのは…アランだけ)

夕暮れ時の街並みを歩きながら、
私だけに見せてくれた独占欲に、胸が甘く締めつけられた…―

 

 

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ルイ

>>>彼を選ぶ

 

<1stステージ>

1個:
2個:
3個:
4個:
5個:
6個:
7個:
8個:
9個:
10個:
【まとめて Touch!】

<2ndステージ>

1個:
2個:
3個:
4個:
5個:
6個:
7個:
8個:
9個:
10個:
【まとめて Touch!】

<3rdステージ>

1個:
2個:
3個:
4個:
5個:
6個:
7個:
8個:
9個:
10個:
【まとめて Touch!】

 

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ルイの特典ストーリー

 

オレンジ色の空に薄い雲が流れる、ある日の夕暮れ…―
私は、公務でお城に来ていたルイを見送るため、
一緒に玄関ホールまで歩いていた。

(ルイが帰る時間にちょうど公務が終わってよかった)
(明日もデートでずっと一緒にいるけれど、)
(今日、こうして少しでも話せるのは嬉しいな)

そう思っていると、ルイが少し申し訳なさそうに口を開く。
ルイ:沐沐。明日のデートなんだけど…
ルイ:少し時間を遅らせてもいい…?
領内の貴族との会談が、急きょ午前中に入ったのだという。
ルイ:…ごめんね
沐沐:ううん。大丈夫だよ

(公務だし気にすることないのに、ルイは本当に優しいな…)

にこっと微笑んでルイを見上げた時、私はあることを思いついた。

(これなら、少しでも早くルイとデートが出来るかも)

沐沐:それじゃあ…

***

翌日…―
(ルイはもう来ているかな)
昨日、ルイに提案したのは城下で待ち合わせることだった。
約束の時間になり広場を見回すと、
教会の前で、金色の髪を揺らす姿が目に入る。

(あっ…)

急いで恋人の元へ歩み寄ろうとすると、
ルイの目の前を通った上品な服装の女性が、話しかけているのが見えた。

(何の話をしてるんだろう…)

楽しげに話している様子に、ちくりと胸が痛む。

(でも…せっかくのデートなんだから、今日は楽しい日にしたい)

私は気持ちを切り替えて、女性との話を終えたルイの元へ歩み寄った。
沐沐:ルイ。ごめんね、待たせてしまって
ルイ:待ってないから、平気
優しく微笑みながら答えるルイに、私も笑顔で続ける。
沐沐:公務、早く終わったんだね
ルイ:うん。…沐沐のこと、待たせたくなかったから

(私のために、急いで来てくれたのかな)
(それなのに、他の女性と楽しげに話していただけで、妬いてしまうなんて…)

ルイの優しい言葉で、もやもやした気持ちは一気に消えていく。
沐沐:ありがとう、ルイ
心からの笑顔を向けると、ルイは少し考えるような表情で、ぽつりと呟いた。
ルイ:……気のせいだったのかな
沐沐:え?
ルイ:俺に声かける前…ちょっと悲しい顔、してたから
沐沐:っもしかして…ルイを見ていたの、気づいてた…?
ルイ:うん
ルイは私がいたことには気づいてたものの、
女性との話が終わっていなかったため、声をかけそびれたのだという。
(顔に出していたつもりはなかったのに…)
沐沐:ルイが女の人と楽しそうに話していたから、少し気後れしてしまって…
正直に告げると、ルイがふんわりと笑みを浮かべる。
ルイ:さっきのは、道を聞かれただけ
ルイ:でも、楽しそうに見えたのは多分…
ルイ:…恋人が、早く来るといいですねって言われたから

(っ…そうだったんだ…)

勘違いでやきもちを焼いてしまったことに、恥ずかしさが湧く。
じんわりと頬が火照るのを感じていると、
ルイは小さく笑い、少しだけ私との距離を近づけた。
ルイ:…やきもち、焼いてくれたんだ。可愛い
ルイ:それに、ちょっと嬉しい
沐沐:っ…
いっそう頬を熱くして見上げると、ルイが指を絡めて手を繋いで…―
ルイ:大丈夫。俺が好きなのは君だけだよ
甘い眼差しで囁かれた言葉に、胸がとくんと波打つ。
沐沐:ありがとう…。私も、ルイが大好き
想いを込めて見つめると、
ルイは澄んだ瞳を細めて、私の指先に唇を寄せた。
ルイ:これからも…沐沐を大好きな気持ち、何度でも伝えたい

(小さなことで不安になっても、ルイの優しさが包み込んでくれる)
(こんな風に想いを伝え合って、ずっと一緒に過ごせたらいいな)

手の平から伝わる温もりに心ごと満たされて、
私は、そっと絡めた指先に力を込めた…―

 

 

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ジル

>>>彼を選ぶ

 

<1stステージ>

1個:
2個:
3個:
4個:
5個:
6個:
7個:
8個:
9個:
10個:
【まとめて Touch!】

<2ndステージ>

1個:
2個:
3個:
4個:
5個:
6個:
7個:
8個:
9個:
10個:
【まとめて Touch!】

<3rdステージ>

1個:
2個:
3個:
4個:
5個:
6個:
7個:
8個:
9個:
10個:
【まとめて Touch!】

 

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ジルの特典ストーリー

 

うららかな日差しが木々の緑を照らす、ある日のこと…―
私はジルとのデートの待ち合わせで、城から少し離れた花畑を訪れていた。

(少し早いけれど、遅れるよりはいいよね)

サンドイッチの入ったバスケットを、近くのベンチに置いて、
懐中時計で時間を確かめながら、昨日ジルと交わした会話を思い出す。

〝吉琳:ジルは先に出るんですか…?〞
〝ジル:ええ。少し寄るところがありまして〞
〝ジル:お弁当作りを邪魔するわけにもいきませんし、〞
〝ジル:貴女は時間通り、出発してください〞
〝吉琳:はい〞

〝(待ち合わせてデートなんて、久しぶりだな)〞

〝胸を弾ませていると、ジルが胸ポケットから懐中時計を取り出した。〞
〝ジル:貴女にこれを〞
〝吉琳:え?〞
〝ジル:あの花畑の周りには、時間を確かめられるものがありませんから〞
〝ジルは優しく微笑んで、時計を私の手に乗せる。〞

〝(いつも使っている時計がないと、ジルが困るんじゃないかな)〞

〝吉琳:ですが、ジルは…〞
〝ジル:別のものを使います。ですから、これは貴女が使ってください〞
〝吉琳:はい…ありがとうございます〞

(まだ、約束の時間になっていないけれど…)
(いつ来るんだろうって思うと、そわそわしてしまうな)

確認したばかりの時計に、再び視線を落とそうとした時…
???:背中が寂しそうですよ

(あ…っ)

後ろからふわりと抱きしめられ、
驚いて振り返ると、いたずらっぽく笑うジルと、眼差しがぶつかる。
吉琳:ジルっ…
ジル:お待たせしました
ジル:随分と驚かせてしまったようですね
吉琳:は、はい…。後ろから抱きしめられると思わなかったので…
大好きな香りに包まれ、鼓動を速めながら答えると、
ジルは、楽しげに目を細めて…―
ジル:貴女が寂しそうだったから…というのはただの口実です。
ジル:本当は私が抱きしめたかっただけですよ
耳元で甘く囁き、さらに強く私を抱き寄せた。

(言葉は少し強引だけれど、)
(こんなに優しく抱きしめてくれて…ジルの想いを感じるな…)

心地のいい温もりに寄り添った時、ふとあることに気づく。
吉琳:あれ…甘い香りがする…
私は思わず顔を上げて、周囲を見回した。
するとジルがくすっと笑って身体を離し、手にしていた袋を目の前に差し出す。
ジル:香りの正体は、スコーンです
ジル:この近くに有名な店があるので、貴女とここで食べようと思いまして

(立ち寄る場所って、スコーンのお店だったんだ)

ジル:貴女にだけ、用意させるわけにいきませんから
ジルは何でもないことのように告げて、バスケットをちらりと見た。

(忙しいジルが、こうして時間を作ってくれただけで嬉しいのに…)

吉琳:これは、気にしないで下さい
吉琳:私が、ジルに食べてもらいたかっただけなので
向けられた優しさに微笑むと…
ジル:嬉しいことを言いますね
ジルは低く囁きながら私の顎をすくい、そっと頬にキスをした。

(外でキスされるのは照れてしまうけれど…嬉しい)

ジルの唇が触れた場所が、ぽっと熱くなり、
私は緩んでしまう頬を誤魔化したくて、バスケットを開いた。
吉琳:あ、あの…私はサンドイッチを用意したのですが…
ジル:貴女が食べさせてくれるのですか?
吉琳:えっ
ジル:冗談ですよ
吉琳:っもう、ジル…
ますます頬を熱くする私を見つめて、ジルはおかしそうに笑う。
ジル:では早速、頂きましょうか
吉琳:はい。ジルのスコーンも楽しみです

(ジルとこんな時間を過ごせることが、何よりも幸せだな…)

陽だまりの中で笑みを交わすと、
色とりどりに咲き誇る花よりも、甘く優しい気持ちでいっぱいになった…―

 

 

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シド

>>>彼を選ぶ

 

<1stステージ>

1個:
2個:
3個:
4個:
5個:
6個:
7個:
8個:
9個:
10個:
【まとめて Touch!】

<2ndステージ>

1個:
2個:
3個:
4個:
5個:
6個:
7個:
8個:
9個:
10個:
【まとめて Touch!】

<3rdステージ>

1個:
2個:
3個:
4個:
5個:
6個:
7個:
8個:
9個:
10個:
【まとめて Touch!】

 

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シドの特典ストーリー

 

澄んだ空いっぱいに、宝石のような星が散りばめられた夜…―
私は、親交のある侯爵が主催するパーティーに参加していた。

(公務が長引いて到着が遅れてしまったけれど、気を悪くされなくてよかった)

シド:大変だったみてえだな
同じくパーティーに参加していたシドが近づき、にやりと笑って続ける。
シド:だが明日は遅刻すんじゃねえぞ
沐沐:し、しないよ
明日は、シドとデートの約束をしていて、
喫茶店で待ち合わせることになっていた。

(絶対に遅れないようにしよう)

意地悪に笑っていたシドは、改めて私を見つめ、目を細める。
シド:それにしても、そうやって着飾んのもだいぶさまになってきたな
シド:いつもの数倍、大人しく見える
沐沐:…ひと言、余計だよ
拗ねた声を返しながらも、私は続く言葉を待って、シドを見上げる。

(この髪型、なかなか上手くいったと思う。)
(…可愛いって言ってくれるかな)

今日のハーフアップの髪型は、
メイドさんに教えてもらいながら、自分で編み込みをしていた。
シド:じゃあ、悪くねえとだけ言っておいてやる
しかし私の期待をよそに、
シドはそれだけ言うと、ホールの奥に視線を送る。
シド:まだグラスも取ってねえんだろ。待ってろ
沐沐:う、うん…ありがとう

(『悪くない』か…)
(褒めてくれたのは確かだけれど、やっぱり…)

沐沐:…『可愛い』って、言ってほしかったな
小さく心の声をこぼして、飲み物を取りに行くシドの背中を見つめた。

***

その翌日…―
私はシドとの待ち合わせ場所である、のどかな郊外の喫茶店に到着した。
(服も髪も乱れてないよね…)
お店に入る前、近くのガラスに映った自分の姿を確認していると、
すぐ側に聞き慣れた声が落ちる。
シド:早えじゃねえか
沐沐:……!

(同じ時間に来るなんて、びっくりした…)

私は動揺を胸の内に隠しながら、シドに答えた。
沐沐:遅刻って言われたくないから
シド:へえ
心の中まで見透かすような眼差しに、鼓動が小さく跳ねてしまう。

(本当は…楽しみで落ち着かないから、早く出てきただけなんだけれど、)
(正直に言うのは少し照れるから…内緒にしておこう)

沐沐:そう言うシドも早いね
シド:女を待たせんのは、性に合わねえからな

(もう…。さらっとこういうこと言うんだから)

シドもデートを楽しみにしてくれていたのかと思うと、胸がくすぐられる。
赤くなっているはずの顔を見られたくなくて、視線を伏せると…
シド:その服も髪も似合ってる。可愛いじゃねえか
沐沐:っ……

(いま、『可愛い』って言ってくれたよね…?)

嬉しさと驚きで言葉にならず、ただ瞬きを繰り返すと、
シドは、怪訝そうに眉を寄せた。
シド:あ? 褒めてやったのに、何だその顔
沐沐:だって、昨夜のパーティーでは言ってくれなかったから
少し拗ねつつ言うと、シドは納得した様子で答える。
シド:一番言いてえことを、とっておいただけだ
そして、さらに一歩距離を詰めて…―
シド:可愛いに決まってんだろ
シド:昨夜も、今も
ぐっと顔を寄せながら、吐息を触れ合わせるように囁いた。

(シドは私が言って欲しかったことに、気づいていたんだ)

飾り気のない言葉が、シドの本音を伝えているようで、
ますます嬉しい気持ちが広がる。
沐沐:…ありがとう、すごく嬉しい
シド:やけに素直じゃねえか
沐沐:っそれは……シドが真っ直ぐ褒めてくれたから
沐沐:私だけ言わないのは、ずるいかなと思って…
そう答えると、シドは意地悪に笑い、私の髪をくしゃりとかき回す。

(思っていたことを簡単に見透かされたのは、少し悔しいけれど)
(欲しかった言葉を聞かせてもらえた喜びの方が、ずっと大きいな)

シドの声も眼差しも私を甘やかすようで、いつまでも胸がときめいていた…―

 

 

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    小澤亞緣(吉琳) 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()