新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

Special Event-ドキドキ♡オフィスラブ(Dokidoki♡OfficeLove)

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

 

*缺35回的故事

 

 

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

 

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

 

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

 

ハートメーターが4個貯まると…

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

限定ストーリーダイジェストを読む

――…あなたが恋をしたのは、同じオフィスで働く上司のクロード
クロード:吉琳、どうした? さっきから顔色が悪いな
クロード:もしかして…怖いのか?
閉じ込められたエレベーターで、恋人のクロードがあなたに悪戯…?
吉琳:っ…あ…
クロード:余計なことは考えるな、吉琳
クロード:ただ俺に、夢中になってればいい
二人きりのオフィスで、あなたとクロードの距離は今までより近づく…――

 

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

 

――…心地いい解放感に包まれた、終業後

(まさか、こんなことになるなんて…)

動きの止まったエレベーターの中でため息をつき、
上司であり恋人でもあるクロードに視線を向ける。
クロード:はい。…そうですか、わかりました
備えつけのインターフォンで通話を終えたクロードが、私に向き直る。
クロード:やっぱり故障みたいだな。すぐに復旧してくれるそうだが…
クロード:時間によっては、食事はまた今度になりそうだ
吉琳:そっか…仕方ないね
壁に背中を預けると、ふと今朝クロードにもらったメールを思い出す。

〝クロード 『今夜仕事が終わったら、一緒に食事に行かないか?』〞
〝クロード 『お前の好きそうなデザートがある店に連れて行くよ』〞

(朝から楽しみにしてたのに、エレベーターが故障するなんて)
(でも、この状況…一人だったらパニックになってたかもしれない)

不安をなだめるように自分の腕をさすると、顔を覗き込まれた。
クロード:吉琳、どうした? さっきから顔色が悪いな
クロード:もしかして…怖いのか?
吉琳:…ちょっとだけ。この間見た映画を思い出して
クロード:ああ、止まったエレベーターの中で幽霊が襲ってきたやつか
クロード:そういえば、あの映画と同じ状況だな
吉琳:うん…

(ダメだ…考えないようにしようと思うと、余計思い出しちゃう)

怖さが膨れ上がった時、ふっと微かな笑い声が届いた。
クロード:吉琳、部下であるお前に上司の秘密を教えようか?
吉琳:秘密…?
クロード:ああ。とびきりの秘密だから、誰にも言うなよ
クロードが壁から背中を離し、両腕を私の顔の横に置く。
吉琳:クロード…?
クロード:幽霊よりも…――俺の方がずっと怖い

(え……)

意地悪に細められた瞳が近づいて、唇を塞がれる。
吉琳:ん…っ
慌てて肩を押し返すと、片手で両方の手首を掴まれた。
クロード:こら、抵抗するな
吉琳:こら、はこっちの台詞…――んっ
抵抗する手段を奪ったまま、クロードがキスを深くしていく。

(なんで、急に……)

吉琳:だ…め……っ、ここ、オフィスなのに
クロード:オフィスだけど、二人きりだろ?
クロード:今は誰もこの扉を開けられないんだからな
唇が首筋を掠め、クロードの足が太ももを開かせるように入り込む。
吉琳:っ…あ…
クロード:余計なことは考えるな、吉琳
クロード:ただ俺に、夢中になってればいい
甘く囁く唇が、熱を煽るように首から下へ落ちていく。
吉琳:ク、ロード…っ
与えられる熱に、思考がぼんやりしてきた頃……
吉琳:……!
がたん、と音がして微かな振動が体に伝わった。
クロード:…復旧したのか。よかったな、吉琳
吉琳:え……?
クロード:二人きりになった途端に襲ってくる怖い上司から、これで逃げられる
クロード:ま、俺が襲うのはお前限定だけど
吉琳:……ばか

(クロードが幽霊よりも怖いなんてこと、絶対にない)

けれど、今ので怖さや不安は消えていた。

(あれ? もしかして、そのためにこんなことしたの…?)
(……やり方はどうかと思うけど)

吉琳:クロード……一応、ありがとう
まだ熱い顔を伏せてお礼を告げると、顎をすくい上げられる。
吉琳:なに…?
クロード:いや、物足りないって顔だと思って
吉琳:…! そんなこと…――
否定しようとした唇に、そっと指が置かれる。
クロード:吉琳、この後の予定だが…約束通り食事に行くか?
クロード:それとも…俺の家に来るか?
吉琳:……!
重なる眼差しが艶めいて見えて、胸の音が速くなる。

(…手のひらの上で転がされてるみたいで、悔しいけど)

吉琳:…クロードの家で、クロードの作った料理が食べたい
せめてもの抵抗に小さな声で告げると、クロードは可笑しそうに肩を揺らした。
クロード:いいよ。とびきりのディナーを作ろうか
笑みを刻んだ唇が近づいて……
吉琳:ん…っ?
さっと唇を奪われた瞬間、エレベーターの扉が開きクロードが出ていく。
吉琳:クロード…!
クロード:おいで、俺の家に行くんだろ?

(もう……)

***

ロビーを抜けて二人でビルの外に出ると、綺麗な夜空が広がっていた。

(今日はクロードに翻弄されっぱなしだったな)
(でも…こういう日も嫌じゃない)

仲よく並んで歩き出す二人の姿を、瞬く星が見守っていた…――

 

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

 

ハートメーターが10個貯まると…

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

限定ストーリーダイジェストを読む

――…あなたが恋をしたのは、同じオフィスで働くシド
シド:よお、吉琳先輩。この書類の過去データどこにあるんだ?
ヘッドハンティングであなたより後に入社したシドは、よく仕事を聞いてくるけれど…?
シド:こうやって席に来るのも、わざわざ指名してんのも…
シド:お前に気があるからだとは思わねえのか?
(え…――?)
二人きりのオフィスで、あなたとシドの距離は今までより近づく…――

 

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

 

――…定時を過ぎてオフィスに人も少なくなってきた夜

(…よし! あともう少しで終わりそう)

タイピングの手を止め、仕上がり間近の企画書に頬を緩めた時……
???:よお、吉琳先輩。この書類の過去データどこにあるんだ?
吉琳:……っ
頭にずしっと乗った重みに、呻くように声を出す。
吉琳:シドさん、これやめてくださいっていつも言ってますよね?
頭の上の手を外して振り向くと、シドさんはにやりと口の端を上げた。
シド:嫌がられると余計やりたくなるんだよ
吉琳:…シドさんって、いじめっ子がそのまま大人になったみたいな人ですよね
シド:子ども心を忘れてねえ大人ってことだな
吉琳:ああ言えばこう言う…
シド:で? 早くデータの場所教えろよ
吉琳:もう出ますからちょっと待ってください
話しながらクリックを続けていた手を動かし、フォルダを開いて見せる。
吉琳:3年分のデータをまとめてあります。画像データはこのフォルダです
シド:これお前が整理したのか?
吉琳:はい、去年担当していたので
シド:へえ…
シドさんは椅子の背もたれに手をついて体を屈めると、パソコンの画面を覗き込んだ。
シド:なかなか綺麗にまとめてんな
吉琳:…っ…ありがとうございます
耳のそばで響く低い声に、鼓動が騒ぎ始める。

(距離が近くて…心臓に悪い)

一緒に仕事をするうちに、シドさんの頼もしいところや大胆な行動力に惹かれ、
私はひそかに片想いをしていた。

(構われるのだって本当は嫌じゃないけど、いつもつい言い返しちゃう)
(こんな風に簡単に近づくくらいだから、きっと意識されてないんだろうな)

シド:おい、次このデータの場所教えろ
吉琳:次って…シドさん、自分の席の隣にクロードさんもいますよね
吉琳:どうして私の席に来てまで聞くんですか?
シド:あ? 中途入社の俺のトレーナーはお前だろうが
シド:そうだろ、吉琳先輩?
吉琳:…そういう風にわざとらしく先輩呼びするの、やめてください

(任されてる仕事も実績も、シドさんの方がずっと上なのに…)

からかうように目を細めるシドさんを、真っ直ぐに見つめ返す。
吉琳:それに、今朝だって…――

〝シド 『大至急ホチキス持って資料室に来い』〞
〝シド 『午後の会議に使う資料まとめるの手伝え』〞

吉琳:あんな風にメールで呼び出すなんて、横暴ですよ
吉琳:しかも、慌てて行ったのに全然急ぎの内容じゃなかったですし
吉琳:あれくらいの手伝いは私じゃなくても…
シド:くっ…
吉琳:あの…シドさん?
突然の笑い声に首を傾げると、シドさんが耳に唇を寄せて……
シド:こうやって席に来るのも、わざわざ指名してんのも…
シド:お前に気があるからだとは思わねえのか?

(え…――?)

息を呑む私を、体を離したシドさんが試すように見下ろす。
シド:こういうのは、こんな味気ねえオフィスでする話じゃねえだろ
シド:続きは飯でも食いながら話そうぜ
吉琳:それって…
シド:お前をデートに誘ってる
吉琳:…!
聞き逃しそうなほどあっさり告げられた言葉に、頬が熱を持つ。

(嘘…もしかしてシドさんも私と同じ気持ちってこと?)

言葉を失っていると、いきなり大きな手に髪をかき回された。
吉琳:わっ、シドさん…!?
シド:つーわけだ。今の答えが聞きてえなら、その仕事を早く片づけるんだな
シド:ただし、30分しか待たねえ
吉琳:えっ、30分ってギリギリ…
髪から手を離したシドさんが、意地悪な笑みを浮かべる。
シド:頑張れよ、先輩

(…っ…こんなこと言われたら、集中できないのに)
(頑張らないわけにいかないよ)

軽く手を上げて席に戻って行くシドさんを見送り、慌ててパソコンに向き直る。
期待に高鳴る胸の音を聞きながら、私は急いで残りの仕事を片づけ始めた…――

 

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

 

ハートメーターが17個貯まると…

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

限定ストーリーダイジェストを読む

――…あなたが恋をしたのは、同じオフィスで働く後輩のレオ
レオ:先輩、どうしたら俺の気持ちを信じてくれます?
深夜のオフィスで、あなたはレオに熱い眼差しを向けられて…?
吉琳:レオ…っ
レオ:…まだですよ。これくらいでギブアップしないでください
レオ:こっちは本気って、全然伝えたりないんですから
二人きりのオフィスで、あなたとレオの距離は今までより近づく…――

 

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

 

――…人のいなくなったオフィスで一人残業をしていた夜
吉琳:やっと終わったー…
椅子に座ったまま大きく伸びをした瞬間……
レオ:吉琳先輩、お疲れ様です
吉琳:…っ、レオ!?
慌てて振り返ると、思いがけない近さにレオの顔があった。

(顔が近い……!)

座ったまま体を引いて、人懐こい顔を見上げる。
吉琳:ま、まだ残ってたんだ?
レオ:先輩を置いて帰るわけないでしょ。邪魔にならないよう休憩室にいたんです
レオ:それに、朝メールもしましたよ?

(そういえば…――)

〝レオ 『今夜一緒に帰りませんか?』〞

(レオは後輩だけど…片想いしてるから、誘ってもらえて嬉しかった)
(でも……)

吉琳:今日は遅くなるからいいよって断ったはずだけど…
レオ:俺が先輩を一人にしたくなくて、勝手に待ってたんです
レオ:仕事終わったんですよね? もう遅いですし、送っていきますよ
吉琳:レオ…
甘い眼差しと優しい言葉に、微かに胸が音を立てる。

(…こうして夜遅くまで仕事をする時は、いつもレオがいる気がする)
(偶然…じゃないよね)

日々積み重ねられる優しさに、気持ちは抑えられないほど大きくなっている。

(こんなに優しくされたら、期待してしまう)

吉琳:ねえ…レオは、どうしていつも私に優しくするの?
意を決して尋ねると、レオは首を傾げた。
レオ:いつも言ってるでしょ?
レオ:吉琳先輩が好きだからですよ
吉琳:…いつも言ってるでしょ? からかわないで
レオ:ひどいな、本気なのに
レオ:先輩、どうしたら俺の気持ちを信じてくれます?
吉琳:どうしたらって…
いつもより真剣に見える表情から目を逸らす。
吉琳:わからないよ。だって、レオはいつも冗談だってごまかすから

(だから、どれだけ真剣に聞こえても勘違いしないようにしてるのに…)

ぎゅっと手を握り込んだ時、小さなため息が聞こえた。
レオ:…せっかく逃げ道をあげてるのに、そんな顔しないでほしいな
吉琳:え?
視線を戻すと、なぜか眼鏡を外すレオの姿が映る。
吉琳:レオ?
レオは体を屈めると、椅子の肘置きに置いた私の手に手を重ねた。
レオ:本気って、証明しましょうか?
レオ:…こうやって
吉琳:……っ
顎をすくい上げられ、レオの顔が近づく。
思わずぎゅっと目を閉じると、くすくすと笑い声が聞こえた。
レオ:――…なんて、冗談です
吉琳:…っ…レオ!

(またからかって…もう振り回されるのは嫌だ)

吉琳:…レオの馬鹿
レオ:すみません、先輩が可愛くて…――
言葉の途中でレオのシャツを掴み、思いきって唇を押し当てた。
レオ:…! え、今……
吉琳:せ…先輩をからかわないで!
恥ずかしさを堪えて真っ直ぐに告げると、
レオは頬を染めて口元を抑えた。
レオ:…吉琳先輩、さっき俺に馬鹿って言ったけど
レオ:馬鹿は先輩のほうじゃないかな…?
吉琳:えっ、なんで…
レオ:こんなことされたら、もう冗談で済ませられないでしょ…?
吉琳:あ…っ
ぐっと背中に腕が回り、レオの瞳が近づいて……
吉琳:ん…っ
噛みつくようにキスをされ、目を見開く。
吉琳:レオ…っ
レオ:…まだですよ。これくらいでギブアップしないでください
レオ:こっちは本気って、全然伝えたりないんですから
吉琳:ぁ…、…っん……
押さえ込んでいた感情をぶつけるように、荒く唇を求められる。

(呼吸も全部、奪われそう……)

それでも抗わずにいると、レオは下唇を柔く噛んでようやく唇を離した。
離れる瞬間にキスの音がオフィスに響いて、羞恥が込み上げる。
吉琳:レ、オ…
レオ:…先輩、すごく色っぽい顔
吉琳:…っ…誰のせいだと思って…
レオ:俺のせいかな
レオ:……俺のせいで、嬉しいです
レオの両手が、優しく私の頬を包む。
レオ:誰もいないオフィスでこういうことするの、ドキドキしますね?
吉琳:…うん。すごくいけないことしてる気分

(いつものオフィスでレオとキスしたなんて…夢でも見てるみたい)

頬の熱さに顔を伏せると、こつんと額を重ねられた。
レオ:吉琳先輩…俺を本気にさせた責任、取ってくれますよね?
レオ:明日から、俺を恋人にしてください

(やっとレオの気持ちが聞けた…)

嬉しさで胸がいっぱいになりながら、首を横に振る。
吉琳:明日からはだめ
レオ:え?
吉琳:今日からがいい。だから、手を繋いで一緒に帰ろう?
レオ:…はい
嬉しそうに綻んだ唇が近づいて、もう一度キスが落ちる。
その優しい感触は、私たちの心が確かに繋がったことを教えてくれた…――

 

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

 

ハートメーターが23個貯まると…

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

限定ストーリーダイジェストを読む

――…あなたが恋をしたのは、同じオフィスで働く同僚のルイ
ルイ:君と一緒に仕事をするのが楽しみで、早くここに来てた
倉庫で二人きりになった時、恋人のルイがあなたにキスをしてきて…?
ルイ:この辺りの資料は滅多に使わないものだよ
ルイ:だから誰かが来ても
ルイ:君が声を出さなければ、みんなには気づかれない
吉琳:そういう問題じゃ…、ぁっ
二人きりのオフィスで、あなたとルイの距離は今までより近づく…――

 

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

 

――…ランチを済ませた数時間後
吉琳:探してるの、3年前の資料だっけ
ルイ:うん。でもこの箱じゃないみたい
吉琳:わかった、違う棚の箱も開けてみるね
倉庫で資料探しを手伝いながら、朝のメールを思い出して頬を緩める。

〝ルイ 『午後から倉庫で資料探しを手伝ってくれる?』〞

(あのメール、嬉しかったな…)

吉琳:ねえ、ルイ。朝はメールをくれてありがとう
吉琳:現金かもしれないけど、午後が楽しみで午前の仕事、いつもより頑張れたよ
ルイ:…俺も同じ
ルイ:君と二人きりになるのが楽しみで、早くここに来てた
吉琳:…! そ、そうなんだ
ルイ:うん

(あ…オフィスにみんながいる時は見せない笑顔)

ルイの甘い笑顔に、微かに胸が騒ぐ。

(ルイとつきあってること、みんなには内緒にしているけど…)
(こんな風に二人きりだと、オフィスにいる時より意識しちゃう)

それでもなんとか仕事に集中するため、まだ確認していない棚の前に立つ。

(近い資料はこの棚かな?)

頭より少し上の棚に手を伸ばし、ダンボールを引き出す。

(思ってたより重い…!)

吉琳:あ…っ
引き出しかけたダンボールが落ちそうになった瞬間……
ルイ:っ…吉琳
後ろから伸びてきた手が、ダンボールを押さえて棚に戻してくれた。
吉琳:ご、ごめん…!
顔を後ろに向けると、ルイが首を横に振る。
ルイ:ううん。大丈夫?
吉琳:うん、ありがとう…

(ルイがいてくれてよかった…)

ほっと息をついた時、背中に触れる体温が離れないことに気づく。

(あれ?)

吉琳:あの…ルイ、もう大丈夫だから…
もう一度後ろを見ると、間近に笑みが広がった。
ルイ:俺は大丈夫じゃないかも
吉琳:え?
ルイ:…我慢できないって意味
棚と腕の間に私を閉じ込めたまま、ルイの顔が近づいて……
吉琳:ん……っ
唇が触れて、慌ててルイの胸に手をつく。
吉琳:ルイ、ここ会社…
ルイ:わかってる
ルイは小さく笑うと、また唇を塞いだ。
吉琳:ん…、ふ……

(止めないと、いけないのに…)

甘く舌を絡められると頭が痺れて、抵抗する意思が奪われていく。
背中を棚に預けた時、廊下から話し声が聞こえてきた。
吉琳:っ…待って、鍵閉めてないかも
ルイ:それがどうしたの?
吉琳:人が来たらどうするの…?
ルイ:ここは入り口からは死角になってるし
ルイ:この辺りの資料は滅多に使わないものだよ
言葉を重ねながら、ルイが私の耳の輪郭を辿るように指でなぞる。
ルイ:だから誰かが来ても
ルイ:君が声を出さなければ、みんなには気づかれない
吉琳:そういう問題じゃ…、ぁっ
耳に触れていた指が襟から差し込まれ、鎖骨を撫でる。

(やだ、声出したくないのに…)

口を手で覆う私の耳に、ルイは唇を押し当てた。
ルイ:それに、もし見られても構わない
ルイ:そろそろ君が俺のものだって
ルイ:みんなに知らせたいと思ってたから

(そんな風に思ってくれてたの…?)

一瞬ほだされそうになったけれど、ブラウスのボタンを外す手に、我に返る。
吉琳:ルイ…っ、やっぱり誰かに見られるかもしれないのは…
ルイ:…でも、吉琳
ブラウスを開いたルイの手が、そっと胸の上に置かれる。
ルイ:すごくドキドキしてるよ…?
吉琳:…っ…

(こんな状況でドキドキしない方が無理…)

触れる手にも、熱を帯びた眼差しにも胸が高鳴って、
心臓の音がさらに激しくなっていく。
ルイ:また速くなった
吉琳:言わ、ないで…っ
ルイ:うん…もう黙るね
体を少し屈めたルイの唇が、首筋を掠める。
吉琳:…ぁ……

(どうしよう…会社でこんなこと、だめなのに……)

肌を下りていく唇の感触に、止める言葉ではなく熱い吐息が落ちる。
棚を掴んで必死に耐えていると、肌をきつく吸われ強い刺激が走った。
吉琳:あ…っ
肩が跳ねた瞬間、背中を棚にぶつけて……
ルイ:……っ
吉琳:わっ…?
大きく揺れた棚からダンボールや書類が落ち、床に広がった。
吉琳:ルイ、大丈夫!?
ルイ:大丈夫、びっくりしただけ
ルイ:でも、これ……
すっかり散らかった床に、顔を見合わせて苦笑する。
吉琳:仕事増えちゃったね
ルイ:うん…
ルイ:でも、その分長く君といられる

(またそういうこと…)

甘い言葉ばかりを紡ぐ唇に、そっと指を置く。
吉琳:…だめ
ルイ:…?
吉琳:今日は定時で仕事を終わらせて、ルイとゆっくり過ごしたい
目を瞬いたルイが、ふわりと顔を綻ばせる。
ルイ:そうだね。俺もそうしたい
ルイ:今の続き、ここだとゆっくりできないしね
吉琳:……ばか
熱くなった顔を隠すように、散乱した書類に視線を向ける。
片づけ始めると、すべてを見透かしたような優しい笑い声が聞こえた…――

 

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

 

ハートメーターが35個貯まると…

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

限定ストーリーダイジェストを読む

――…同じオフィスで働く彼らが、終業後にBarに集まって…?
ルイ:…料理、吉琳にも食べさせたかった
クロード:あの店の話をした時、一番食べたそうにしてたのは吉琳だったしな
レオ:あーあ。せっかく吉琳先輩とご飯に行けると思ったのに
シド:おごってもらっといて文句言うな
お酒を飲んでいると、ふとあなたの話題が上がって…?
クロード:けど、あいつはもっと…
シド:もっと、なんだよ?
レオ:可愛い?
シド:色気がある?
ルイ:魅力的……?
終業後の彼らの秘密の時間が見られるのはここだけ…――

 

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

 

(缺)

 

新版王宮 收集活動-ドキドキ♡オフィスラブ

arrow
arrow
    全站熱搜
    創作者介紹
    創作者 小澤亞緣(吉琳) 的頭像
    小澤亞緣(吉琳)

    ♔亞緣腐宅窩♔

    小澤亞緣(吉琳) 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()