新版王宮 收集活動-秘密のWeak Point

新版王宮 收集活動-秘密のWeak Point(獎勵故事)

新版王宮 收集活動-秘密のWeak Point

★限定ストーリーをGET★

今回の限定ストーリーではアラン・クロード・ジル・ユーリの4人の弱点があきらかになっちゃうよ!
いつもは完璧な彼の弱点とは…?

 

*缺33回(艾倫)的故事

 

新版王宮 收集活動-秘密のWeak Point

 

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――…彼の誰にも言えない秘密の『弱点』が、また一つ暴かれる…
吉琳:大抵のことじゃ動じないし、めったに余裕を崩さないでしょ?
クロード:俺はそんなに完璧な人間じゃない。苦手なものだってある
大人の余裕も思わず崩れる、クロードの弱点は…?
そして、いつもと違うクロードの一面に触れた後、二人に甘い時間が訪れて……
クロード:笑った仕返しだ
クロード:お前の全部を奪うまで、大人しくしてろ
胸元のリボンが緩められ、唇が肌に押し当てられて…――
新たに彼の秘密を知ったその時、あなたと彼の心はまた一歩近づく…――

 

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――…昨日まで降っていた雨が、嘘のように晴れた休日の午後
私はクロードと郊外にある湖を訪れていた。
吉琳:あ…見て、クロード
クロード:ん?
吉琳:昨日雨だったからかな、湖の縁にカエルが…
クロード:…――っ
吉琳:クロード…?
息を詰めた声に顔を上げると、珍しく固い表情が目に入る。

(え……)

吉琳:どうしたの? もしかして苦手?
クロード:…………
吉琳:クロードさーん?
カエルを凝視しているクロードの前で、手をひらひらさせる。
クロードは、はっと我に返ると私に視線を移した。
クロード:ああ…なんだ?
吉琳:あの…カエル、苦手?
クロード:…………ああ
ぎこちない返事に、目を瞬く。

(クロードがこんな反応するなんて珍しい…よっぽど苦手なんだな)
(意外な一面を知ったかも。でも、何だかちょっと可愛い)

カエルへの警戒を解かないクロードに、思わず笑みがこぼれる。
クロード:…何笑ってるんだ?
吉琳:だって、こんなクロード初めて見るから
吉琳:大抵のことじゃ動じないし、めったに余裕を崩さないでしょ?
クロード:俺はそんなに完璧な人間じゃない。苦手なものだってある
吉琳:そうみたいだね
その時、カエルが鳴き声をあげて、クロードはわずかに眉を寄せた。
クロード:…………

(こんなに苦手そうなのに、このままここにいるのは可哀想)

吉琳:ねえ、クロード。アイスが食べたくなってきたから、城下の方に行かない?
クロード:…そうだな

***

――…城下で1日デートをして、お城に戻った夜

(今日はクロードとゆっくり過ごせて楽しかったな…)

想い出に頬を緩ませた時、部屋の扉が控えめにノックされた。
クロード:吉琳、まだ起きてるか?
吉琳:うん、入っていいよ
クロードは部屋に入ると、ソファーに座る私にラッピングされたクッキーを差し出した。
クロード:さっきデザイナー仲間に土産をもらったんだ。こういうの好きだろ?
吉琳:わ、アイシングクッキーだ! 美味しそう…もらっていいの?
クロード:昼間のお礼だ。湖ではありがとな

(お礼って…)

吉琳:もしかして、あの場所から離れようって言ったこと?
クロード:ああ。俺を気遣ってくれただろ?
吉琳:…気づいてたんだ

(さりげなく切り出したつもりだったけど、さすがに鋭いな)

もらったクッキーを早速食べながら、隣に腰を下ろしたクロードを見つめる。

(…ずっと気になってたこと、聞いてみてもいいかな)

吉琳:ねえ、言いたくなかったらいいんだけど…
クロード:ん?
吉琳:どうしてカエルが苦手になったの…?
クロード:そのことか。別にお前になら話すよ
クロードはひじ掛けに腕を置くと、小さく息をついた。
クロード:小さい頃、雨があがった翌日に窓を開けた途端…
クロード:手に勢いよくカエルが乗ってきたんだ
吉琳:それは…びっくりするかも
クロード:ああ、すごく驚いたよ
よほど嫌な記憶なのか、クロードはきつく眉を寄せ、
感触を振り払うように手をひらひらさせる。
クロード:あのひんやりした独特の感触を思い出すだけで、今でも背筋が寒くなる

(そんな理由があったんだ…)

クロード:大の男が情けないと思うだろ?
吉琳:ううん、そんなことないよ
肩をすくめるクロードに笑顔を向ける。
吉琳:クロードの意外で可愛い秘密を知って、もっと好きになった
クロード:可愛いって、お前な…
不本意そうな顔が私の手に近づいて、食べかけのクッキーが唇で奪われた。
吉琳:あ…!
クロード:…甘いな
吉琳:そんな顔するなら食べないでよ…っ
クロード:笑った仕返しだ

(ときどき子どもみたいなことするんだから)
(…こういうところも好きだけど)

それに、今の明るい笑顔はさっきまでの曇った表情よりずっといい。
クロード:どうした? 何か言いたそうだな
吉琳:何でもないよ。ただ、最後の一口だったのになーって思っただけ
クロード:じゃあ返そうか?
吉琳:もうないのに、返せないでしょ?
わざとらしく拗ねた表情を作ると、クロードはふっと口元を綻ばせた。
クロード:…こうすればいい
吉琳:え? …――んっ
唇が優しく重なり、微かな砂糖の香りが広がる。

(…っ…甘い、けど…)

吉琳:これ、返したって言わない…!
クロード:そうか? 甘さは充分伝わっただろ?

(そういう問題じゃないと思う…)

からかわれて熱くなった顔を逸らすと、甘やかすように髪を撫でられた。
クロード:そういえば、カエルにキスすると呪いが解けて王子になるおとぎ話があったな
吉琳:…それじゃ、あのカエルも、もしかしたら元は王子様だったのかもね
吉琳:しばらく私たちのこと、じっと見てたし
クロード:なら、あのカエルはお前からのキスを待ってたのかもな
クロード:ま、もしそうだったとしても…
クロード:俺のお姫様は譲らないけどな
吉琳:え?
顎を強引にすくい上げられ、唇を塞がれる。
吉琳:ん…っ、王子様はお姫様のキスを待つんじゃないの?
クロード:俺は待つより、奪いにいく派なんでね
胸元のリボンが緩められ、唇が肌に押し当てられる。
吉琳:クロード…っ
ナイトドレスを引き下ろしながら、クロードは余裕の笑みを滲ませた。
クロード:お前の全部を奪うまで、大人しくしてろ

(さっきまで子どもみたいに笑ってたのに…ずるい)

肌を優しくなぞる唇と翻弄する手の動きに、吐息が熱を増していく。
おとぎ話とは違う眠れない夜に、静かに溺れていった…――

 

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――…彼の誰にも言えない秘密の『弱点』が、また一つ暴かれる…
吉琳:ユーリ、もしかして…
ユーリ:ないない。それはないよ
万能執事の仮面も剥がれる、ユーリの弱点は…?
そして、いつもと違うユーリの一面に触れた後、二人に甘い時間が訪れて……
ユーリ:先に意地悪したのは吉琳様でしょ?
ユーリ:誰にも言ったことない俺の弱点を暴いたんだから、覚悟してもらわないと
ユーリの手が肌を撫でながらドレスを膝まで捲り上げて…――
新たに彼の秘密を知ったその時、あなたと彼の心はまた一歩近づく…――

 

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――…夜空の下で、お城の明かりだけが淡く輝く夜
私はユーリと明日の公務で使う資料を探しながら、昼の出来事を話していた。
ユーリ:へー、ノア様にそんな弱点があったんだ
吉琳:意外だよね。ユーリは弱点とかある?
ユーリ:吉琳様、俺はアイドル執事だよ?
ユーリ:アイドルに弱点はないの
ユーリは片目をつぶってウィンクをすると、棚から一冊の本を取り出した。
ユーリ:ほら、探してた本ってこれ?
吉琳:あ、これだよ。ありがとうユーリ
ユーリ:どういたしまして。他に使えそうな本はっと…
ユーリは脚立に上ると、本棚からテキパキと本を選んでいく。

(たしかにユーリは仕事も完璧にこなすし、弱点なんてなさそう)

何げなく本棚を眺めていると、?
ユーリの腰の位置に気になるタイトルの本を見つけた。

(あ……)

吉琳:ユーリ、少しじっとしてて
ユーリ:え?
吉琳:ユーリの横にある本を取るから…
屈んで本に手を伸ばした瞬間、腕がユーリの脇腹を掠めて……
ユーリ:…っ…わ…!

(え?)

軽い悲鳴が聞こえ、ユーリの抱えていた本が床に落ちる。
吉琳:ごめん…っ、大丈夫?
ユーリ:…へ、平気。びっくりしただけ
脚立から下りたユーリと床に散らばった本を拾いながら、脇腹に視線を向ける。

(さっきの、ちょっと腕が掠っただけだったんだけど…)
(そんなにくすぐったかったのかな?)

じっと見つめていると、ユーリは気まずそうに視線を逸らした。
ユーリ:…どうしたの、吉琳様?
吉琳:ユーリ、もしかして…
ユーリ:ないない。それはないよ

(まだ何も言ってないのに…やっぱりあやしい)

悪戯心が湧き上がり、本を拾う後ろ姿に手を伸ばして……
吉琳:…――えいっ
ユーリ:…!!!
じゃれるように脇腹を軽くくすぐると、大きく肩が跳ねた。
ユーリ:…っ、く……やめ……
吉琳:この辺はどう?
ユーリ:あはははは!
ユーリ:や、やめて…そこ弱いんだって!
笑いながら目に涙を浮かべて、ユーリは両側の脇腹を手で抑えた。
ユーリ:だめ、これ以上触るの禁止!
吉琳:あっ、やっぱり脇腹が弱点なんだ?
ユーリ:ああもう…、かっこわるいから隠しとくつもりだったのに
吉琳:万能執事の意外な弱点、見つけちゃった

(ユーリの新しい一面を知って、得した気分)

ユーリ:ひどいなあ、吉琳様。おもしろがってるでしょ?
吉琳:ちょっとだけ
息を切らしながら顔を赤らめるユーリが可愛くて、頬が綻ぶ。

(なんだか、もっと困らせてみたくなる)

吉琳:ねえ、もう一回触ってもいい?
言いながら手を伸ばすと、そっと手首を掴まれた。
ユーリ:だめ。そっちばっかりずるいよ
吉琳:え…?
肩を包まれて、本棚に背中を押しつけられる。
吉琳:ユーリ?
ユーリ:悪戯な顔もずっと見てたいけど…
ユーリ:今度は俺が吉琳様を困らせる番
耳にユーリの吐息がかかり、唇で柔く挟まれる。
吉琳:…っ…あ
ユーリ:吉琳様はここ、弱いよね?
短く何度もキスの音が鼓膜に響き、顔が熱くなっていく。
吉琳:や…っ、そこだめ…
ユーリ:じゃあこっちは?
首筋に唇を落としながら腰を撫でられ、体の力が抜ける。

(嘘、なんでこんな簡単に…?)
(このままじゃ、変になりそう…)

吉琳:ユ、ユーリ…さっきのことは謝るから…
ユーリ:うーん、許してあげてもいいんだけど
ユーリ:そんな可愛い顔されると、一晩中続けたくなるなあ
楽しそうに呟いた唇が、ドレスの胸元にキスを落とす。

(……っ)

また体の力が抜けるような痺れが走り、熱を帯びた吐息がこぼれた。
吉琳:…っ…いじわる
ユーリ:えー、先に意地悪したのは吉琳様でしょ?
ユーリ:誰にも言ったことない俺の弱点を暴いたんだから、覚悟してもらわないと

(誰にも…?)

紡がれた言葉に意識が逸れた瞬間、
ユーリの手が肌を撫でながらドレスを膝まで捲り上げた。
吉琳:んっ…、ユーリ……!
ユーリ:図書館では静かにしないといけないんだよ、吉琳様?
吉琳:…っ……

(ユーリが声を出させるような触れ方したのに…)

くすくすと笑いながらドレスを太ももまで捲っていく手を、慌てて止める。
吉琳:ま…、待って
ユーリ:…?
吉琳:さっき、『誰にも言ったことない』って言ったでしょ?
ユーリ:うん
吉琳:他にユーリの弱点を知ってる人はいないってこと…?
ユーリ:そうだよ、ゼノ様とアルも知らない
そっと腰を引き寄せられ、こつんと額が重ねられる。
ユーリ:俺の秘密を知ったのは、吉琳だけ
ユーリ:だから、他の人には内緒にしてね

(私だけが知るユーリの秘密…)
(…どうしよう、すごく嬉しい)

緩む口元を隠したくて肩に額を預けると、
ユーリは優しく笑いながら頭を撫でてくれた。
ユーリ:でも、一つだけ注意して
吉琳:なにを…?
ユーリ:吉琳様なら、俺の弱点に触れてもいいけど…
ユーリ:仕返しはさっきみたいに手加減しないから、覚悟してね?
吉琳:っ…う、うん
悪戯な笑顔が近づき、唇が甘く重なり合う。
秘密を含んだキスは、恋の始まりのようにくすぐったかった…――

 

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――…彼の誰にも言えない秘密の『弱点』が、また一つ暴かれる…
ジル:…――っ
吉琳:え…、ジル!?
一瞬言葉を失うほどの、ジルの弱点は…?
そして、いつもと違うジルの一面に触れた後、二人に甘い時間が訪れて……
ジル:吉琳、後で貴女の弱みも教えてください
ジル:貴女が困ることのないよう、私がいつでも支えられるように
膨らみを優しく手で包まれ、体の奥に焦れるような熱が滲んでいく…――
新たに彼の秘密を知ったその時、あなたと彼の心はまた一歩近づく…――

 

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――…満天の星と輝く月が、街並みを淡く照らし出す夜
訪れた視察先で開かれていたお祭りを、ジルと一緒に見物していく。
吉琳:あ…見て、ジル! あそこで大道芸をやってるみたい
ジル:…本当ですね。行ってみますか?
吉琳:うん!

(…気のせいかな? 今少しだけ、間があったような)

ほんの少し引っかかりを覚えたけれど、
手を引くジルと一緒に、たくさんの人が集まる方へ歩き出した。

***

歓声と拍手の中、大道芸人の演技が幕を閉じる。
吉琳:すごいパフォーマンスだったね…!
ジル:ええ、つい夢中になってしまいました

(そろそろ別の場所に移動したいけど…)

吉琳:身動きできないくらい人でいっぱいだね
ジル:そうですね…
その時、見物していた人たちが一斉に解散し始めて……
吉琳:わっ…!
人波に流されそうになった体を、ジルに抱きとめられる。
吉琳:あ、ありがとう
ジル:いえ…
ジル:…――っ

(…?)

息を詰めた声に、顔を上げると……
吉琳:え…、ジル!?
ジル:…………
青ざめた表情で額を押さえる姿に目を見開く。
ジル:……大丈夫ですよ。少し疲れただけで…
吉琳:大丈夫っていう顔色じゃないよ…っ
吉琳:ホテルに戻ろう。歩ける…?
ジル:ええ…すみません

***

――…なんとか人込みを抜け出し、ホテルに戻った後
ジルをソファーに座らせ、屈んで顔を覗き込む。
吉琳:気分はどう? お水でも持ってこようか…?
ジル:…いいえ、水は大丈夫です
ジル:それより欲しいものがあるのですが…お願いしてもいいですか?
吉琳:…? うん
ジル:では…隣に座ってください
促されるままソファーに座ると……
吉琳:…っ、ジル?
私の膝に頭を乗せたジルが、気だるそうに微笑む。
ジル:こうしていれば、きっとすぐに回復します
ジル:ですから…しばらく動かないでくださいね

(これ、甘えてくれてるんだよね…?)

吉琳:いいよ。これでジルが楽になるなら
ジル:ええ、ありがとうございます

(膝枕は突然でびっくりしたけど)
(いつもはなかなか甘えてくれないから、嬉しいな…)

そっと髪を撫でると、ジルはどこかくすぐったそうに瞳を細めた。
吉琳:ねえ、ジル。さっきのお祭りのことだけど…
吉琳:もしかして、体調が悪いのに無理して連れて行ってくれた…?
ジル:いいえ、体調は悪くありませんでしたよ
ジル:ですから、気に病まないでください
吉琳:でも、あんな風に急に体調を崩すなんて…
重ねる言葉を遮るように、ジルの指が唇に触れる。
ジル:本当は秘密にしておきたかったのですが…
ジル:これ以上、貴女に心配をかけるわけにはいきませんね
吉琳:…ジル?
ジルは小さく息をつくと、目を伏せた。
ジル:実は…人込みが苦手なんです
吉琳:え…そうだったの?
ジル:気を張っていれば大抵は平気なのですが、先ほどは突然だったので


(そういえば、ジルと人の多い場所に行ったことなかったかも…)
(でも、大道芸をやっていた場所は行く前からかなりの人が集まってたし…)

吉琳:…ねえ、ジルはこうなる可能性を考えていたんじゃない?
吉琳:それでも私が行きたそうにしてたから、連れて行ってくれた…違う?
やんわりと問いかけると、少しだけ困ったような表情が映る。
ジル:…貴女には隠せませんね。ええ、その通りです
ジル:ですが、結局貴女に心配をかける結果となってしまいました
ジル:こんな格好の悪い弱みを見せてしまって…失敗ですね
自嘲するように呟く姿に、首を横に振る。
吉琳:格好悪くても、いいんじゃないかな
ジル:え?
吉琳:弱みを知っていれば、今度はこういう事態を避けられるでしょ?
吉琳:たとえ避けられなかったとしても、きっと支えられる
吉琳:だから、ジルが人込みが苦手だってわかって嬉しいよ
ジル:吉琳…
ジル:…まさか、弱みを伝えてそんなことを言われるとは思いませんでした
ジル:ありがとうございます
柔らかに口元を綻ばせたジルの手が、そっと頬を撫でる。

(あ…)

優しい感触に誘われるように体を屈め、唇を触れ合わせた。
吉琳:ジル……
間近で視線を重ねると、ふっと笑ってジルが体を起こす。
ジル:貴女を見上げるのも、たまには悪くありませんが…
吉琳:あ…っ
背中をソファーに倒され、一瞬で体勢を入れ替えられる。
ジル:やはり私は、こちらの方が好みです

(もう……)

吉琳:…こんなことができるなら、もう体調は大丈夫だね
ジル:ええ。貴女の優しさと膝枕が、たっぷり癒してくださいましたから
ジル:お返しをしなければなりませんね
吉琳:お返しって…?
ジル:こういう意味ですよ
吉琳:んっ…
くすぐったいような軽いキスが、何度も唇に落とされる。

(なんだか、甘やかされてるみたい…)

甘いキスを受け止めていると、ドレスの肩紐が引き下ろされ、指先が胸元へ入り込んだ。
吉琳:あ…っ
膨らみを優しく手で包まれ、体の奥に焦れるような熱が滲む。
吉琳:ジル…っ
ジル:吉琳、後で貴女の弱みも教えてください
吉琳:え…?
ジル:貴女が困ることのないよう、私がいつでも支えられるように

(ジルが支えてくれるのは、すごく心強いな…)

吉琳:うん…ジルにだけこっそり教えるね
ジル:ええ
笑みを刻んだ唇が近づき、熱を溶かすようにキスを重ねる。
くり返されるキスの甘い感覚に酔いしれながら、
終わらない夜に、身を任せていった…――

 

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――…彼の誰にも言えない秘密の『弱点』が、また一つ暴かれる…
レオ:アランは…――苦手でしょ?
吉琳:え、そうなの?
アラン:あんたな…余計なこと言うな
無敵そうなアランが不機嫌になる、意外な弱点は…?
そして、いつもと違うアランの一面に触れた後、二人に甘い時間が訪れて……
アラン:俺だけ弱点教えるなんてずるいだろ
アラン:だから、お前の弱いとこも…全部教えて
鎖骨の間に唇が押し当てられ、疼くような甘い痺れが走って…――
新たに彼の秘密を知ったその時、あなたと彼の心はまた一歩近づく…――

 

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(缺)

 

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    小澤亞緣(吉琳) 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()