新版王宮 收集活動-Sweet Memories 君と恋した

新版王宮 收集活動-Sweet Memories 君と恋した学園生活(獎勵故事)

新版王宮 收集活動-Sweet Memories 君と恋した

 

 

新版王宮 收集活動-Sweet Memories 君と恋した

 

新版王宮 收集活動-Sweet Memories 君と恋した

プロローグを読む:

――…穏やかな風が吹き抜ける昼休み
学校の中庭は、ランチを持ち寄る生徒たちで賑わっていた。

***

吉琳:わあ…今日も二人のお弁当美味しそうだね
木陰で、同級生のアランとレオのお弁当を覗き込む。
アラン:まあ、作り慣れてるから
レオ:おかず、何か交換する?
吉琳:いいの? やった、ありがとう…!
そんな会話をしていると、複数の足音が近づいてきた。
カイン:お前ら、また三人で食ってんだな
ルイ:…仲よしだね
ノア:ねえ、俺たちも混ざっていいー?
吉琳:もちろんです…!
三人の先輩が、それぞれ木陰に腰を下ろす。
カイン先輩とノア先輩、そしてルイ先輩の三人とは、
普段からそれぞれつき合いがあった。
ノア:どのお弁当もすごく美味しそうだね
レオ:よかったらノアも食べる?
ノア:いいの? ありがとー
カイン:アラン、お前も何か寄越せ
アラン:先輩…それ人に物を頼む時の言い方じゃないですよ
ルイ:…吉琳、その星型のにんじん可愛いね
吉琳:ルイ先輩も食べますか?
ルイ:ううん…もったいなくて食べられない
先輩たちが加わり賑やかになった輪に、更に二つの足音が近づく。
ゼノ:見覚えのある顔ばかりだな
ジル:全員でランチタイムですか?
吉琳:あ…ジル先生に、ゼノ先生
担任であるジル先生と特別講師であるゼノ先生が、
ランチの入った袋を持って私たちのもとに顔を覗かせた。
吉琳:先生たちも、よかったら一緒に食べませんか?
ゼノ:いいのか?
吉琳:はい! 人数が多い方が、きっと楽しいですから
ジル:では、ご一緒させていただきましょうか

(こんなに大勢でランチするの、久しぶりだな)
(…あ)

ふと彼と視線が重なって、途端に胸が騒ぎ出す。
――…人生に一度しかない学園生活で、
私は今、恋をしていた…―—

 

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ハートメーターを4個貯めると… 

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ダイジェスト>>>

――…学生のあなたが恋をしたのは、マイペースなノア先輩
ノア:それじゃ、まずはここに座って?
吉琳:座ってって、ノアの膝の上に?
ノア:そーだよ。地面に座ったら汚れちゃうでしょ?
吉琳:…っ、でも、恥ずかしいよ…
ノア:だいじょーぶ。誰も見てないから
ノアの膝の上に座ると、腰に手を回されて……
ノア:問題が解けるまで離してあげません
ノア先輩と、甘い青春を過ごしてみる…――?

 

【限定ストーリー】

――…空がうっすらと色づき始めた頃
私は恋人であるノア先輩を探して、放課後の校内を歩き回っていた。

(あ、見つけた…!)

中庭の木の下で眠っているノア先輩に近づき、そばに膝をつく。
吉琳:ノア先輩…こんなところで寝てると風邪引いちゃうよ
ノア:…………
吉琳:先輩、起きて…
ノア:――…先輩?
吉琳:あ…
小さく聞こえてきた声にはっとする。

(…先輩呼びはやめるって、この間約束したばかりだった)

吉琳:……ノア
名前を呼ぶと、ようやくノアが目を開いた。
ノア:よくできました
吉琳:…っ
体を起こしたノアに、髪を撫でられる。

(ノアにこうされるの、好きだな)

ノア:ところで、吉琳がここにいるのはどーして?
吉琳:ノアを探してたの
抱えていたテキストをノアに見せると、首を傾げられる。
吉琳:課題でわからないところがあったから、教えてもらいたくて…

(ほんとは、ノアと一緒に過ごすための口実なんだけど…)

吉琳:だめかな…?
視線を重ねて問いかけると、にこりと笑みが返ってきた。
ノア:いいよー、教えてあげる
吉琳:…! ありがとう
ノア:それじゃ、まずはここに座って?
吉琳:え…
ノアが木陰に座ったまま、両腕を広げる。

(まさか…)

吉琳:座ってって、ノアの膝の上に?
ノア:そーだよ。地面に座ったら汚れちゃうでしょ?
吉琳:…っ、でも、恥ずかしいよ…
ノア:だいじょーぶ。誰も見てないから
ノア:早くしないと空暗くなっちゃうよ

(…それは、困る)

ノアに促され、速くなる鼓動を意識しながら膝の上に座ると……
ノア:捕まえた
吉琳:……っ
ノアが私の腰に片手を回し、優しく抱きしめた。
吉琳:ノ、ノア…?
ノア:問題が解けるまで離してあげません
吉琳:この体勢じゃ集中できないよ…っ
ノア:じゃ、早く慣れるしかないね?
ノアが耳元で小さく笑って、私の手からテキストを取り上げる。
ノア:まずはこの問題を解いてみよっか

(どきどきしすぎて、勉強どころじゃないけど…)
(せっかくノアが教えてくれるんだから、頑張らないと)

どうにか集中しようと、開かれたテキストに視線を落とす。

***

それから、しばらく時間が経って…――
吉琳:解けた…!
最後の一問を解いて顔を上げると、ノアが柔らかく目を細めた。
ノア:吉琳は飲み込みが早いね
吉琳:ノアの教え方が上手なんだよ

(教えてもらえてよかった)

テキストを閉じると、ノアの腕に力がこもる。
集中するものがなくなると、またノアを意識せずにはいられなくなった。

(どうしよう…胸が苦しい)

恥ずかしいけれど幸せな気持ちが、胸をいっぱいに満たしていく。

(でも、このままだと心臓がおかしくなりそう…)

吉琳:あの…全部解いたら、離してくれるんじゃなかったの?
顔を上げて問いかけると、目の前に悪戯っぽい笑みが広がった。
ノア:まだ問題が残ってるでしょ?
吉琳:あれ、そうだっけ…?
もう一度テキストを開こうとすると、ノアが手で押しとどめる。
ノア:それじゃ、最終問題です
ノア:俺が今考えてることはなんでしょーか?
吉琳:え…
ノア:正解したら、離してあげる
吉琳:…?
予想外の問題を不思議に思いながら、瞳を覗き込むように視線を重ねる。

(ノアが今考えてること…)

吉琳:…お腹すいたな、とか?
ノア:残念、はずれー
吉琳:…っ
突然頬にキスをされ、顔が一気に熱くなる。
ノア:言い忘れてたけど、不正解ごとにキスするからね
吉琳:そんな…っ

(心臓がもたないよ…)

胸を押さえながら目を伏せると、ノアが耳元で低く囁く。
ノア:ほら、次の答えは?
吉琳:えっと…――
その後もいくつか答えを告げるけれど、そのたびに不正解だと囁かれ
頬だけでなく、額や首筋にも甘いキスが落とされる。

(……っ、もう、限界…)

吉琳:ノア、わからないよ…
ノア:んー、降参?
頷くと、ノアがこつんと額を合わせた。
ノア:このまま、吉琳を離したくないなーって
ノア:そう思ってます
吉琳:ノア…

(ずるいよ、そんな答え…)

答えを知った瞬間、夕陽以上に優しい温もりが心に広がっていく。
ノア:答えられなかった場合もキスするから、目閉じて?
吉琳:…う、ん
素直に目を閉じると、唇に温かなものが触れる。
下唇を挟まれて、甘い痺れが体に広がった。
長いキスが解かれゆっくり目を開くと、ノアが強く私を抱き寄せる。
ノア:もう少し、このままでいていい?
吉琳:もちろん、いいよ
吉琳:…私も、ノアともっと一緒にいたいなって思ってたから
ノア:そっか

(ノアに恋するまで知らなかったけど…)
(こういうのを幸せって言うんだろうな)

膝の上に座ったままノアに体を預け、
空に星が浮かぶまで、甘い温もりを分け合った…――

 

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ハートメーターを10個貯めると…

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ダイジェスト>>>

――…学生のあなたが恋をしたのは、担任のジル先生
吉琳:もう少し、そばにいてくれませんか…?
ジル:構いませんよ
吉琳:ほんとですか…?
ジル:ええ。…貴女には特別な補習が必要なようですので
ジル先生の指先が、制服のリボンにかけられて……
ジル:教科書には載っていませんが、大事なことを教えて差し上げます
ジル先生と、甘い青春を過ごしてみる…――?

 

【限定ストーリー】

――…温かな風が、次第に夜の冷たさを帯びてきた頃
私はびしょ濡れになった制服を着て、一人廊下を歩いていた。

***

ジル:吉琳さん?
吉琳:あ、ジル先生…
たまたますれ違った担任のジル先生が、私の格好に眉を寄せる。
ジル:その格好はどうしたのですか?
吉琳:花に水をあげようとしたら、ホースが壊れてて…
日直の仕事で花に水をあげようとした瞬間、
ホースが破けていることに気づかず、水が降りかかってきたことを思い出す。
ジル:それは…災難でしたね
吉琳:…っ
頬に張りついていた髪を、ジル先生が耳にかけてくれる。
ほんの少し触れられただけなのに、胸の奥が落ち着かなくなった。

(まだ…慣れないな)

周囲には秘密にしているけれど、ジル先生は私の恋人だ。
些細な触れ合いでも、意識せずにはいられない。
ジル:着替えはありますか?
吉琳:いえ、今日は体操着を持ってきてなくて…
ジル:では、用意した方がよさそうですね
ジル:保健室にあるはずですから、行きましょうか
吉琳:ついて来てくださるんですか…?
ジル:ええ。今日は養護の先生がお休みですので
吉琳:ありがとうございます
保健室の方へと歩き出したジル先生を追いかける。

(もう少し、ジル先生と一緒にいられるんだ…)
(…嬉しいな)

今だけは、制服が濡れてしまってよかったと思えた。

***

保健室に着くと、ジル先生が手早く着替えとタオルを用意してくれる。
ジル:風邪を引く前に、早く着替えてくださいね
吉琳:はい
ジル:それでは、私はこれで…
吉琳:…っ、待ってください
去ろうとしたジル先生を、慌てて呼び止める。

(久しぶりに二人きりになれたのに、もう行っちゃうの?)

吉琳:もう少し、そばにいてくれませんか…?
ジル:吉琳…
そっとジル先生の上着を掴むと、深いため息が落とされた。

(もしかして、迷惑だったかな…?)

不安になって手を離すと、逆にジル先生が私の手を掴む。
ジル:構いませんよ
吉琳:ほんとですか…?
ジル:ええ。…貴女には特別な補習が必要なようですので
吉琳:補習…?
首を傾げると、前髪から雫がこぼれ落ちる。
ジル:教科書には載っていませんが、大事なことを教えて差し上げます
吉琳:…っ、ぁ
頬から顎を伝う雫をすくい取るように、ジル先生が唇を寄せる。
突然のキスに目を瞬かせると、指先が制服のリボンにかけられた。
吉琳:ジル先生…?
ジル:そのような格好で男を引き止めるということは…
ジル:こういうことをされても、文句は言えませんよ…?
吉琳:…!
水で重くなったリボンをほどかれ、息を詰める。
吉琳:じ、自分で着替えます…っ
ジル:貴女を着替えさせているわけではありません
吉琳:それじゃ、何を…?
ジル:知りたいですか?
シャツのボタンを一つ外され、ジル先生の手が微かに胸を掠めた。
ジル:静かに
ジル先生も気づいたようで、私の肩を抱いてカーテンの裏に隠れた。
吉琳:こんなとこ誰かに見つかったら…
ジル:声を出さない限り大丈夫ですよ
緊張でぎゅっと指先に力を込めると、頭上でジル先生が小さく笑う。
ジル:そんなに不安でしたら、貴女の唇を塞いでおきましょうか…?
吉琳:え…、……んっ
指先で顎を持ち上げられ、強引に唇を重ねられる。
近づく足音と甘い熱に、心臓は今にも壊れてしまいそうだった。

(ほんとに、だめ…っ)

胸を突き返してもびくりともせず、ジル先生が吐息を奪っていく。
長いキスが解かれると、体からすっと力が抜けた。
ジル:…行ったみたいですね
吉琳:ジル先生の…意地悪
ジル:貴女が可愛らしかったもので…すみません
ジル先生が体を離して、私の肩にタオルをかける。
ジル:補習の途中でしたが…
ジル:続きは、貴女が卒業してから教えて差し上げます
吉琳:……っ
首筋を指先でなぞられ、びくりと肩が跳ねる。

(…卒業しても、ジル先生にはどきどきさせられそう…)

ジル:体が冷えているようですから、
ジル:職員室で温かい飲み物を用意してきますね
ジル:…他の生徒には内緒ですよ?
吉琳:…っ、はい

(こんなの、誰にも言えないよ…)

肌に残ったジル先生の温もりに、鼓動はずっと鳴り続けていた…――

 

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ハートメーターを17個貯めると…

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ダイジェスト>>>

――…学生のあなたが恋をしたのは、狼生徒会長のカイン先輩
カイン:なあ、吉琳。俺の隣に座れ
吉琳:どうしてですか…?
カイン:会長命令だ
カイン先輩の隣に座ると、膝の上に重みを感じて……
カイン:…俺様を起こした罰だ
カイン先輩と、甘い青春を過ごしてみる…――?

 

【限定ストーリー】

――…太陽が傾き、日差しが和らぎ始めた頃
私は生徒会に提出する書類を持って、生徒会室を訪れた。
吉琳:失礼します…
部屋に入ると、
生徒会長のカイン先輩がソファーで横たわっていることに気づく。

(カイン先輩がこんな風に眠ってるなんて珍しい…)
(最近忙しそうだから、きっと疲れてるんだろうな)

ソファーのそばに膝をついて、柔らかな髪をそっと撫でると……
カイン:……吉琳?
吉琳:あ…
カイン先輩がうっすらと目を開いた。
吉琳:起こしちゃってごめんなさい
カイン:別にいい。…けど
カイン:どうせならもっと、恋人らしいことして起こせよ
吉琳:恋人らしいことって…?
カイン:考えりゃわかるだろ
吉琳:…っん
体を起こしたカイン先輩が、私の唇に優しく噛みつく。
不意打ちのキスに、鼓動はすぐに速くなった。
吉琳:…っ、これが、恋人らしいこと?
カイン:ああ、ちゃんと覚えとけ
大きな手のひらが髪を撫でて離れていく。

(カイン先輩の恋人になってしばらく経つけど…)
(こういうのは…なかなか慣れない)

胸の高鳴りを鎮めようと静かに深呼吸すると、
カイン先輩が、私の持っていた書類に視線を向けた。
カイン:何持ってんだ?
吉琳:あ…カイン先輩に渡してほしいって同級生の子に頼まれたんです
カイン:なんでそいつが直接持って来ないんだよ
吉琳:それは…――

〝女子生徒1:吉琳さん、助かるよ。〞
〝女子生徒1:狼生徒会長ってちょっと近寄りがたいから…〞

(――…言えない)

カイン先輩は狼生徒会長と呼ばれ、
一部の生徒たちから怖がられている。

(確かによく怒鳴るけど、ほんとは優しい人なのに…)

言葉を探していると、髪をくしゃくしゃと撫でられた。
吉琳:ちょ…っ、何するの!
カイン:しょげた顔してんじゃねえよ
カイン:狼生徒会長には誰も近づきたがらねえって知ってるから、
カイン:気にすんな

(理由、気づいてたんだ…)

手を離したカイン先輩は、どことなく寂しそうに見える。

(気のせいかもしれないけど…)
(…そんな顔、してほしくない)

書類をテーブルに置いて、
仕返しのようにカイン先輩の髪をかき乱す。
カイン:…っ、てめえ、何すんだよ
吉琳:私、カイン先輩が怖い人じゃなくて、
吉琳:ほんとは優しい人だって知ってるよ

(優しいのに不器用だから伝わりにくいだけで…)
(ほんとはすごく、生徒思いの優しい人だと思う)

私の言葉に、カイン先輩が一瞬だけ目を見張る。
カイン:……そうかよ
吉琳:うん…
お互いに笑みをこぼすと、空気がふっと和らいだ。
カイン:なあ、吉琳。俺の隣に座れ
吉琳:どうしてですか…?
カイン:会長命令だ
吉琳:…?
首を傾げながら隣に座ると、カイン先輩が膝の上に頭を乗せた。
吉琳:せ、先輩…?
カイン:もう少し寝させろ
カイン:…俺様を起こした罰だ
吉琳:…素直に膝枕してくださいって言えばいいのに
カイン:うるせえ
目を閉じたカイン先輩の髪を優しく撫でる。

(やっぱり、疲れてるのかな。)
(どうにかして元気づけたいけど…)
(…あ、そうだ)

制服のポケットから手帳を取り出し、中に挟んでいたシールを剥がす。
カイン先輩の手の甲に貼ると、閉じられていた目はすぐに開いた。
カイン:お前…何貼った?
吉琳:よくがんばりましたのシールです
カイン:は?
吉琳:お店でこれを見つけた時、カイン先輩の姿が浮かんで…
吉琳:いつか使う時が来るかなと思って、ずっと持ち歩いてたんです
カイン先輩がシールを眺め、ふっと笑みをこぼす。
カイン:よくがんばりましたって、こんなの子ども相手にすることだろ
カイン:俺は子どもじゃねえ
吉琳:わかってますよ
吉琳:ただ、学校をよくするために、
吉琳:カイン先輩がいつもがんばってることを知ってるから…
吉琳:応援してるよって気持ちを形にしたかったんです

(カイン先輩のことをちゃんと見てるって、知ってほしかった)

カイン:…それなら、シールよりこっちの方がいい
吉琳:え…、……っ
下から伸びてきた手が頭の後ろに添えられて、ぐっと引き寄せられる。
覆いかぶさるように唇が重なり、優しい熱が吐息を絡め取っていった。
カイン:……ありがとな
吉琳:…? 今、なんて…
カイン:何でもねえよ
キスの合間に囁かれた言葉は聞き取れなかったけれど、
優しい陽差しに照らされたカイン先輩の頬は、微かに赤く色づいていた…――

 

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ハートメーターを23個貯めると…

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ダイジェスト>>>

――…学生のあなたが恋をしたのは、特別講師のゼノ先生
吉琳:この公式で問題を解くんですよね?
ゼノ:ああ
吉琳:……あれ?
ゼノ:計算を間違えているようだ
後ろから伸びてきた手が、机に転がっていたペンを拾って……
ゼノ:式は合っている。もう一度落ち着いて解くといい
ゼノ先生と、甘い青春を過ごしてみる…――?

 

【限定ストーリー】

――…校庭から、部活動に励む生徒たちの声が聞こえ始めた頃
誰もいない教室で勉強していると、特別講師のゼノ先生が顔を覗かせた。
ゼノ:今日も残っているのか?
吉琳:はい…テストが近いので、勉強していました
ゼノ:そうか
放課後のこの時間になると、ゼノ先生は時々教室を訪ねてくる。
そして私の姿を見かけると、必ず声をかけてくれた。

(それが嬉しくて、放課後になると毎日教室に残るようになったけど…)
(…いつからか、ゼノ先生を見ると胸が苦しくなるようになった)

この苦しさが恋だと気づいたのは、つい最近のことだ。
ゼノ:何かわからないところはあるか?
吉琳:え…?
ゼノ先生が私のそばに立ち、テキストを覗き込む。

(教えてくれるのかな…?)

吉琳:あの…ここの解き方がわからないんですけど
ゼノ:ああ、それは…――
低い声に耳を傾けながら、微かに目を伏せる。

(あと何回、ゼノ先生とこんな時間を過ごせるのかな…)

元々、定められた期間で講師をすることになっていたゼノ先生は、
数日後には在学する大学院に戻ってしまう。

(それまでに、想いを伝えたい…)
(でも、生徒にそんなこと言われても困るだけだよね)

ゼノ:――…吉琳、どうした?
吉琳:あ、いえ…
ゼノ先生の声で、はっと我に返る。
吉琳:この公式で問題を解くんですよね?
ゼノ:ああ
吉琳:……あれ?

(解けない…)

ペンを止めて眉を寄せると、ゼノ先生が小さく笑みをこぼした。
ゼノ:計算を間違えているようだ
吉琳:…っ
後ろから伸びてきた手が机に転がっていたペンを拾って、
すらすらと綺麗な数字をノートに書いていく。

(距離が、近い…)

ゼノ:式は合っている。もう一度落ち着いて解くといい
吉琳:っ…ありがとう、ございます
ゼノ先生の息遣いをそばに感じて、鼓動が乱れていく。

(ゼノ先生は…私の想いに、きっと気づいてない)
(何もなかったことにするのが一番だってわかってるけど…)

計算に集中しようとしても、胸の苦しさが消えることはなかった。

***

ゼノ:今日はここまでにした方がよさそうだな
ゼノ先生の呟きで、いつの間にか空の色が変わっていることに気づく。

(もうこんな時間なんだ…)

吉琳:ゼノ先生、色々教えてくださってありがとうございました
ゼノ:ああ
テキストを閉じてカバンの中に収めようとすると、
ページの間に挟まっていた封筒が床に滑り落ちた。
ゼノ:…? 何か落ちたようだが
吉琳:あ…!
ゼノ先生が封筒を拾う前に、席を立って慌てて手を伸ばす。
宛先が見えないよう、拾った手紙をすぐ背中に隠した。
吉琳:これは、何でもないんです…っ
ゼノ:だが、俺宛の手紙ではないのか?
吉琳:…!

(宛先、見られちゃった…)

手紙には、ゼノ先生への想いが書いてある。

(もし想いを伝える機会があれば渡そうと思ってたけど)
(今は心の準備ができてないし、渡せない…)

どうにかごまかそうとすると、ゼノ先生が目の前に手を差し出した。
ゼノ:お前が俺に言葉を綴(つづ)ったというのであれば、内容を知りたい
吉琳:…っ、でもゼノ先生が困るような内容かもしれません
ゼノ:どのような内容であれ、お前からの言葉を悪くは思わない
ゼノ:…見せてくれないか?
吉琳:……っ

(今ここで渡さないと…ずっと、渡せない気がする)
(それなら、いっそ…)

迷いを打ち消すように息を吸い、ゼノ先生に手紙を差し出す。
すぐに封筒を開けたゼノ先生は、目の前で手紙に視線を落とした。
ゼノ:…………
緊張で震える指先を握り込み、目を閉じる。
しばらくそうしていると、突然頬が優しい温もりに包まれた。

(何…?)

目を開くと、ゼノ先生が私の頬を両手で挟んでいることに気づく。
吉琳:ゼノ、先生…?
ゼノ:…………
ふいに顔を上向けられ、視線が絡め取られる。
吉琳:あ、あの…
ゼノ:…ずっとわからなかった答えが、今わかった

(え…?)

ゼノ:放課後になると、無意識にこの教室に足を向けてしまう
ゼノ:それが何故なのか、疑問に思っていたが…
重なる視線が、優しく細められる。
ゼノ:俺は、お前に逢いたくてここに来ていたのだと思う

(先生が教室に来てくれてたのは、偶然じゃなかったんだ…)

驚きと一緒に嬉しさが胸に広がって、
ずっと我慢していた気持ちが、次々と溢れ出す。
吉琳:ゼノ先生…
告げる言葉に迷ってただ名前を呼ぶと、ゼノ先生が瞳を和らげた。
ゼノ:この気持ちは、お前と同じものなのだろうか
吉琳:…先生にも、わからないことがあるんですね
ゼノ:教師と言えど、完璧ではないからな
吉琳:…っ
ゼノ先生が私の体を持ち上げ、近くの机に座らせる。
同じ高さで視線が重なって、瞳の奥を探るように覗き込まれた。

(あ…)

同じように見つめ返すと、ゼノ先生の眼差しに熱がこもる。
魅入られたように息を詰めると、ふわりと優しく髪を撫でられた。
ゼノ:吉琳…今度はお前が教えてくれないか?
ゼノ:この気持ちが何なのかを…

(ゼノ先生も私と同じことを想ってくれているのなら、答えは…――)

近づいてきた唇を受け止めるようにキスをすると、
終わりと始まりを告げるチャイムの音が鳴り響いた…――

 

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ハートメーターを30個貯めると…

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ダイジェスト>>>

――…学生のあなたが恋をしたのは、学園の王子様であるルイ先輩
ルイ:そんなに悲しむほど、その人のことが好きだったんだね
吉琳:………はい
吉琳:でも、気持ちの整理をつけないと…
言葉の途中で、ふいにルイ先輩の手が背中に回されて……
ルイ:…俺じゃ、だめ?
ルイ先輩と、甘い青春を過ごしてみる…――?

 

【限定ストーリー】 *我沒收集到, 感謝微晞殿下提供此文字檔!!!!!!!!!!

 

――…白い雲が彩りを帯びて流れていく頃
放課後の教室で黒板を消していると、突然外から歓声が聞こえてきた。

(この声、もしかして…)

外に視線を向けると、女子生徒たちに囲まれたルイ先輩の姿が見える。
レオ:学園の王子様は今日も人気だね
アラン:本人は嫌がってるけど
近くにいた同級生のアランとレオも、私の後ろからそれぞれ窓を覗く。
レオ:そういえば最近、噂になってるよね
微晞:噂って…?
レオ:ルイに恋人ができたらしいって、女の子たちが騒いでるよ

(え…?)

***

――…日直の仕事を終え、本の入った紙袋を抱えて人けのない廊下に足を運ぶ。
ルイ:微晞
そこへ、私と同じように紙袋を持ったルイ先輩がやって来た。
ルイ:君が貸してくれた本、今回も面白かった。…ありがとう
微晞:私の方こそ、ルイ先輩のお気に入りの本面白かったです
お互いに、持っていた紙袋を交換する。
ルイ先輩とはこうして、本の貸し借りをする仲だった。

(図書館で偶然本の話をしたのがきっかけだったけど…)
(今では友だちって呼べるくらい、親しい仲になった)

何度か言葉を交わすうちに、ルイ先輩の優しさを知って、
気づいた時には、恋をしていた。

(でも、ルイ先輩には恋人がいる…)
(この想いは、しまっておかなくちゃ)

ルイ:…微晞、どうかした?
微晞:え…?
ルイ先輩の声に、はっと顔を上げる。
ルイ:今日は元気がないように見える
微晞:…そんなことないですよ
ルイ:ごまかさないで
ルイ先輩が、私の瞳を覗き込む。
ルイ:辛いことでもあった?

(…っ、本当のことは、話せない…)

話せば、ルイ先輩とはこうして逢えなくなってしまうような気がして
想いを口にすることはできなかった。

(でも、変にごまかすこともできそうにないから…)

深く息を吸って、ルイ先輩と向き合う。
微晞:実は…ずっと前から、ある人に片想いしてたんですけど…
微晞:その人に恋人がいるって話を聞いて…それで、少し落ち込んじゃったんです
ルイ:え…
一息に告げると、ルイ先輩は憂いげに目を伏せた。
ルイ:…そう
ルイ:君には…片想いの相手がいたんだね
微晞:でも、もう大丈夫です
どうにか笑みを作った私に、真っ直ぐな視線が注がれる。
ルイ:無理して笑わなくていい
ルイ:…君は、落ち込んでるんでしょ?
微晞:そうでしたけど、ルイ先輩のおかげで元気になりましたから
ルイ:そんな風には見えない
綺麗な指先が、私の目元をなぞる。
微晞:ルイ先輩…?
ルイ:…泣いているように見えたから
微晞:……っ

(泣いては、いないけど…)
(優しくされると、もっと胸が痛くなる)

足元に視線を落とすと、ルイ先輩の手が離れていった。
ルイ:そんなに悲しむほど、その人のことが好きだったんだね
微晞:………はい
微晞:でも、気持ちの整理をつけないと…
言葉の途中で、ふいにルイ先輩の手が背中に回されて……。
微晞:…っ…ルイ先輩…?
優しく温もりに包まれて、耳の奥で大きく鼓動が響く。

(なん、で…?)

ルイ:…俺じゃ、だめ?
微晞:え…?
ルイ:俺なら、君にこんな悲しい顔はさせない
ルイ:だから…俺のことを、見てほしい
ルイ:俺を…好きになってほしい

(……っ)

思わず息を呑んで、ルイ先輩を見上げる。
微晞:どうして、そんなこと…
微晞:先輩には、恋人がいるんじゃ…
ルイ:…噂のこと?
頷くと、ルイ先輩が眉を寄せる。
ルイ:こうして放課後、君と毎日のように逢ってたから…
ルイ:たぶん噂は、君とのことだと思う
微晞:…っ、それじゃ…
ルイ:俺の恋人の正体は、君だよ

(私の、勘違いだったんだ…)

目を見開くと、ルイ先輩の腕に力がこもる。
ルイ:…ごめん。噂になってるのは知ってたけど、あえて否定しなかった
ルイ:俺は…――君のことが好きだから

(ルイ先輩が、私を…?)

いつもより甘く聞こえる声が胸に落ちて、熱を広げていく。
その瞬間、苦しいほどにルイ先輩への気持ちが込み上げた。
微晞:わ、たし……ルイ先輩に恋人がいるって聞いて
微晞:それで、落ち込んで…
ルイ:……それじゃ…
ルイ:君の片想いの相手は…俺?
微晞:……っ…はい
頷いた瞬間、ルイ先輩の表情がふわりと優しく綻ぶ。
ルイ:全然、気づかなかった
ルイ:けど…嬉しい
微晞:…私もです

(ルイ先輩も、私のことを好きでいてくれただなんて思わなかった)

視線を重ねると、指で顎をすくわれる。
ルイ:ねえ、微晞…
ルイ:キス…してもいい?
答えるように目を閉じると、唇が優しく重なった。
微晞:…っん
甘い熱が触れるたびに、想いが通じたことを感じる。
顔を離すと、ルイ先輩は幸せそうに微笑んだ。

(明日も、明後日も、ルイ先輩のこの表情を見たいな…)

微晞:先輩…明日も、本持ってきますね
ルイ:…本がないと、君には逢えない?
微晞:え…?
ルイ:口実がなくても、これからは君に逢いたい
ルイ:逢いたい時に逢いに行くから…君もそうして
微晞:――…はい!
甘い言葉に胸を高鳴らせながら、
一生忘れることのない時間が過ぎていった…――

 

新版王宮 收集活動-Sweet Memories 君と恋した

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新版王宮 收集活動-Sweet Memories 君と恋した

ダイジェスト>>>

――…学生のあなたが恋をしたのは、同級生の双子の一人
アラン:好きな人って…誰?
吉琳:それは…内緒
レオ:気になるな
吉琳:…っ…どうしてそんなに気にするの?
顔を上げると、アランとレオに囲まれて……
レオ:だって…――
アランとレオと、甘い青春を過ごしてみる…――?

 

【限定ストーリー】 *我沒收集到, 感謝微晞殿下提供此文字檔!!!!!!!!!!

 

――…眠気を誘うような日差しが降り注ぐ頃
帰り支度を整えていると、同級生のアランとレオが私の席にやって来た。
アラン:お前、今日何か予定ある?
レオ:テスト期間中で部活も生徒会もないでしょ
レオ:だから、久しぶりに俺たちと一緒に帰らない?

(誘ってくれて嬉しい、けど…)

微晞:ごめん、今から行かなくちゃいけないところがあって…
アラン:先生に呼ばれてるとか?
微晞:ううん。朝、隣のクラスの男子から手紙を渡されて…
微晞:話があるから校舎裏に来てほしいって呼び出されたの
アラン:…は?
レオ:手紙…?
用事を告げると、急に二人の表情が険しくなった。
微晞:…? どうしたの?
アラン:…別に
レオ:男子からの手紙…ね

(私、何かおかしなこと言ったかな…)

首を傾げたその時、チャイムの音が鳴り響く。
微晞:あ、そろそろ時間だから行くね。二人とも、また明日

(アランとレオの様子は気になるけど…また今度聞こう)

カバンを手に取って、急いで教室を出た。
去っていく微晞を見送った後、アランとレオが顔を見合わせる。
レオ:…アラン、もしかして俺と同じこと考えてない?
アラン:…今日だけは認める
お互いに頷き合い、外に向かって歩き出した…――

***

(話って何だろう…?)

校舎裏で待っていた男子生徒が、緊張した面持ちで口を開く。
男子生徒1:俺、あなたのことがずっと前から好きでした
男子生徒1:俺とつき合ってください…!

(え…っ)

突然の告白に、少し慌ててしまう。
微晞:…っ、ごめんなさい
微晞:その…私、好きな人がいるんです
彼の姿を思い浮かべながら正直に答えると、
男子生徒は苦笑してわかったと答え、少し落ち込んだ様子で去って行った。

***

(いきなり告白されるとは思わなかったから…さっきはびっくりした)

まだ落ち着かない鼓動に、そっと息をついた時……
???:微晞
聞き慣れた声に顔を上げると、校門の前にアランとレオが立っていた。
微晞:二人とも、どうして…
レオ:やっぱり微晞ちゃんと一緒に帰りたいと思ってさ
レオ:それに…呼び出されたこと気になっちゃって
アラン:呼び出しって何だったの?
微晞:それは……
レオ:もしかして、告白されたとか?
微晞:えっ、何で…!
思わず声を上げると、レオはくすりと笑い、アランは軽く息をついた。
レオ:やっぱりね
アラン:…あんな呼び出し方、普通は気づく
レオ:それで、返事は…?
微晞:こ、断ったよ

(だって…)

微晞:好きな人、いるから…
二人:え……
小さな声だったけれど、二人の耳にはしっかり届いたようだった。
アラン:好きな人って…誰?
微晞:それは…内緒
アラン:…なんで?
微晞:な、何でもだよ
口を結ぶと、レオが私の前に回り込む。
レオ:気になるな
微晞:…っ…どうしてそんなに気にするの?
レオ:だって、俺は微晞ちゃんのことが好きだから
微晞:…っ、またそういうこと言って

(レオの冗談はいつも心臓に悪い…)

微晞:からかわないでよ
レオ:…からかってなんかないよ
微晞:え…?
レオの表情から一瞬だけ笑みが消えたような気がして、どきりとする。
レオ:俺はいつでも本気
微晞:…!
驚いて固まった私の頬に、レオが素早く唇を寄せた。

(今……)

キスの感触が残った頬を押さえると、動悸とともに熱が込み上げてくる。
アラン:おい、あんた…
レオ:ごめんごめん、微晞ちゃんが可愛くてつい
微晞:つ、ついでキスなんてしないでよ…っ

(今のは、冗談? それとも、本気だった…?)

熱くなった顔をごまかすように俯くと、レオが私の頭に手を乗せた。
レオ:ほんとにごめんね? お詫びにクレープごちそうさせて
レオ:二人とも帰ろう
手を離したレオが、背中を向けて歩き出す。

(…きっと、冗談だよね)

気を取り直してレオを追いかけようとすると、アランに手を掴まれた。
アラン:――…微晞
微晞:え…
軽く体を引き寄せられ、柔らかな熱が頬を掠める。

(な、に…?)

一拍遅れて、先ほどとは反対側の頬にキスをされたのだと気づいた。
微晞:ア、アラン…?
呆然とする私の耳に、アランがそっと唇を寄せる。
アラン:レオだけじゃないから

(……っ)

甘い囁きを残して、何もなかったかのようにアランがレオを追いかける。
治まりかけていた熱が、再び押し寄せてきた。
アラン:なあ、俺にもクレープおごってくれるわけ?
レオ:アランが『お兄ちゃん、俺も食べたい』って言ってくれたらね
アラン:…ふざけてんの?
レオ:俺は大真面目だよ

(二人とも…どうして…)

鼓動が速くなるのを感じながらその場に立ち尽くしていると、
アランとレオが同時に振り返る。
レオ:微晞ちゃん?
アラン:早くしろよ
微晞:う、うん…
両頬に残された熱は、しばらく消えることはなかった…――

 

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