♔亞緣腐宅窩♔

Sweet Love Game～甘すぎる罰にご用心♥～（獎勵故事）

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恋人との楽しいゲームをしたその後には、
甘すぎる時間が待っていて…？
…………
ルイ：声、我慢してる顔も…好き
ルイ：…もっと見せて
………
ジル：そんな可愛らしいことを言って、
ジル：唇だけで済むと思わないでください
………
レオ：それとも、意地悪されたいの？
レオ：吉琳ちゃんのその目は、されたいって言ってるみたいだけど
………
ユーリ：ありがとう。じゃあ、今度は俺の番だね
ユーリ：じっとしてて、吉琳様
…………
彼との刺激的な夜には、ご用心を…―

*缺380個的路易故事

▼ストーリーのダイジェストはこちら▼

ダイジェストを読む>>>

芝生に落ちた木漏れ日が、レースのような模様を作る、ある日のこと…―
私はロベールさんと共に、
色とりどりのグリーティングカードや、リボンがかかった沢山の箱を整理していた。
ロベール：クリスマスプレゼント、今年も沢山贈られてきたんだね
吉琳：はい。色んな方々から頂いてしまいました

（ロベールさんが手伝うって言ってくれて助かったな）
（終わったらお礼をしないと）

たまたま廊下で逢ったロベールさんに、何気なくプレゼントの整理について話すと、
手伝いを申し出てくれたのだった。
ロベール：そういえば、いつもはメイドさんたちが整理していなかったかな？
吉琳：そうなんですが…新年のパーティーの準備でみんな忙しそうだったので、
吉琳：自分でやろうと思ったんです
ロベール：そう
にこやかに頷いてそう言ったロベールさんは、
ある箱を開けた瞬間、不思議そうに中身を見つめた。
ロベール：…へえ。面白いことが書いてあるね
吉琳：え？
オレンジ色のリボンを解いたロベールさんの元へ歩み寄り、
その手の中にあるカードを覗きこむと…

（『恋人と一緒に楽しんでください』…？）

サロンでもよくお話しする侯爵夫人の字で、そう綴られていた。
ロベール：これを使ってゲームをしてください、ってことじゃないかな
ロベールさんは、箱の中身を指さしながらそう言う。
吉琳：ですが、どうして『恋人と』と書いてあるんでしょうか…
ロベール：そうだね…
ロベール：ゲームに熱中すると、知らない人ともすぐ仲良くなれるよね
ロベール：だから、恋人とならもっと仲が深められると思ったのかもしれないよ

（もっと仲が…）

その言葉に彼の顔がよぎって、ふわっと心が浮き立つ。
ロベール：まあ、本当にそういう意味かは分からないけど、
ロベール：いい息抜きにはなるんじゃないかな
吉琳：そうですね

（あの人の息抜きにもなるなら、一緒にゲームをしてみようかな）

私は、微笑んで箱に入っている物を取り出した…―

【80個特典】ユーリの特典ストーリー

穏やかな風が木々を揺らす、静かな夜のこと…―
公務を終えた私は、侯爵夫人からもらったタロットカードを使って、
ユーリとゲームをしていた。
吉琳：次は負けないように練習するね
勝負を終え、机の上に広げられていたタロットカードをまとめながら、
私は向かいに座るユーリに、微笑みかける。
ユーリ：じゃあ俺も、もっと練習しよっかな
そう言って、笑みを返してくれたユーリを見つめながら、
改めて手元のカードに視線を落とす。

（それにしても…）
（タロットカードが、ゲームにも使えるなんて知らなかったな）

そんなことを考えながら、カードをまとめ終えると、
ふと、ユーリが大きな瞳をいたずらに細めた。
ユーリ：ねえ吉琳様。俺、勝ったご褒美がほしい
吉琳：えっ
ユーリ：こういうゲームのお約束でしょ
ユーリ：だから…今夜は、俺の言うこと何でも聞いてほしいなー
小首を傾げ、にっこりと微笑んで告げられた言葉に、
胸の奥が、大きな音を立てて跳ねた。

（何をするか分からないけれど…）
（ユーリには、いつも色んなお願いを聞いてもらっているから、）
（私で出来ることなら、やりたい）

そんな日頃の感謝も込めて、私は笑顔で頷きを返す。
吉琳：いいよ
ユーリ：ありがとう！
途端に弾んだ声を上げたユーリは、どこかいたずらっぽい笑みを向けた。
ユーリ：じゃあ、まず最初は…吉琳様から、キスして
吉琳：っ……う、うん
返事をしている間にも、勝手に頬が熱くなっていく。

（自分からする時は…やっぱり緊張するな）

せわしない鼓動を聞きつつも、
テーブルを挟んだまま、前屈みになって、そっと唇を触れ合わせた。
いっそう頬が熱くなるのを感じて顔を離すと、ユーリが嬉しそうに微笑む。
ユーリ：じゃあ次は…
そう言いながら、ユーリは立ち上がって、近くのベッドに腰をかけた。
それから、自分の膝をぽんぽんと叩いて…
ユーリ：ここ、座って
吉琳：っ、ユーリの膝に座るの…？
思わず目を見開くと、ユーリはねだるような瞳を向ける。
ユーリ：うん。…ダメ？

（そんな風にお願いされたら…断れないよ）

吉琳：ダメじゃ、ないよ
さらに鼓動が速まるのを感じながらユーリの元に歩み寄り、
その膝の上に、そっと背を向けて座る。
すると、後ろからくすっとユーリが笑う声が聞こえた。
ユーリ：吉琳様、反対だよ
吉琳：えっ
ユーリ：俺と向き合うように座ってくれなきゃ
後ろから私の顔を覗きこんだユーリが、意地悪な笑みを浮かべてそう告げた。
吉琳：っ……
そんな予想外の言葉と恥ずかしさから、瞳を瞬かせている私に、
ユーリは先ほどと同じように、首を傾げて問いかける。
ユーリ：…嫌？
その仕草に、胸の奥が、きゅっと掴まれてしまう。

（ユーリのお願いで、ダメなことも嫌なことも、あるわけないよ…）
（だって…大好きな人の、望みだから）

私は、愛しい気持ちを溢れさせながら首を横に振る。
吉琳：ううん、嫌じゃないよ
そうして、今度はユーリの膝をまたぐようにして座り直すと、
わずかに下になったユーリの顔が、私を見上げて…
ユーリ：俺のお願い、いっぱい聞いてくれてありがとう
ユーリ：優しい吉琳様にも、ちゃんとご褒美あげる
にっこりと微笑んだユーリが、私の後頭部に手を添え、
うなじへ、そっと甘い口づけを落とす。
吉琳：っ……
そのまま、ユーリの唇が鎖骨へと移動していくと共に、
指先でドレスの胸元を下げられ、そこにも口づけが落とされる。
吉琳：ぁ……っ
ユーリ：ねえ、吉琳様。もうひとつお願い。…俺の服、脱がして
吉琳：えっ…
思わず顔を赤くして驚くと、ユーリはわざとらしく眉を下げた。
ユーリ：だって、俺は両手がふさがってるから。…ね？
確かに、ユーリの両手は膝の上に座る私の身体を支えてくれている。

（…恥ずかしいけれど、ユーリのお願いなら…）

私は緊張した手で、ユーリの上着を脱がせ、
次にシャツのボタンに手をかけていく。
ユーリ：吉琳様、上手だね
どこか、からかい混じりの言葉に、さらに頬を熱くしつつも、
私はユーリのシャツを、ようやく脱がすことが出来た。
ユーリ：ありがとう。じゃあ、今度は俺の番だね
吉琳：えっ
ユーリ：じっとしてて、吉琳様
ユーリは私を抱えたままベッドへ横になると、
そのまま覆いかぶさり、慣れた手つきでドレスを脱がしていく。
そうして、覆うものがなくなった私の身体に、ユーリは愛しそうにキスを落とす。
ユーリ：実は、まだ吉琳様にしてほしいことがあるんだけど、聞いてくれる？
吉琳：っ…

（こういう時のユーリには、敵わない……）

恥ずかしさから滲む瞳で見上げると、
ふっと笑ったユーリの優しい口づけが、瞼に落とされた…―

【170個特典】レオの特典ストーリー

澄んだ空気の中で、星が瞬くある日の夜…―
レオの部屋を訪れ、侯爵夫人にもらったチェスを楽しんだ私は、
テーブルに広げられていたチェス盤を片づけていく。
すると、一緒に駒を集めてくれていたレオが、ふっと笑った。
レオ：最後、あんな風に攻めてくるとは思わなかったよ
吉琳：最近読んだ本に、たまたま書いてあったの

（私も、レオに勝てると思わなかったな）

意外な勝利に微笑みながら、
チェス盤の下の小さな収納棚に、駒を入れようとした時…
吉琳：あれ、何だろうこれ
収納棚の底に貼りついていた、一枚のカードを取り出す。
吉琳：駒を出した時は気づかなかったのに
レオ：奥に引っかかってたのかもね。何か書いてある？
レオに促されて紙に目を落とすと、そこには意外な言葉が書いてあった。
吉琳：えっ

（『負けた人は好きな相手に告白する』…）

書かれていた内容に驚いて、言葉に詰まっていると、
向かいからカードを覗き込んだレオが、納得したような表情を浮かべる。
レオ：へえ。こういう条件付きのゲームだったんだ
レオ：改めて吉琳ちゃんに告白するのも、愛を確かめるみたいでいいね
そう言って目を細めるレオの優しい表情に、思わず胸が震えた。

（確かに、変わらない気持ちを、改めて言葉にするのは素敵だな）

そんなときめく気持ちが伝わったようで、
レオは小さく咳払いをしてから、私を真っ直ぐに見つめる。

（…何て告白してくれるのかな）

鼓動を速めながら、レオを見つめ返していると…
レオ：俺が大変な時、諦めずに側にいてくれた吉琳ちゃんだから、
レオ：これからも一生、側で守ってあげたいと思ってる
そこで一度、言葉を切ったレオが、
真剣な表情で、目を逸らさないまま続きを口にする。
レオ：優しくて、すごく頑張り屋な吉琳ちゃんを、
レオ：世界で一番、愛してるよ
吉琳：……レオ
レオがくれた真摯な想いが心に広がっていき、
嬉しさと幸せな気持ちが、胸の奥から込み上げた。

（言葉にして伝えてもらうと、どうしてこんなに嬉しいんだろう）
（私も伝えたい…。変わらない想いを）

私は気持ちに突き動かされるまま、心にある気持ちを声にのせた。
吉琳：私も、ずっと側にいたいって思うのは、レオだけ
吉琳：レオが、大好きだよ
自然とこぼれる想いを伝えた私に、レオが表情を柔らかくする。
レオ：ありがとう
それから、ふっとレオがいたずらな笑みを向けて…
レオ：でも、やっぱりこれだけじゃ足りないな
吉琳：えっ？
瞳を瞬かせると、
こちらへ歩み寄ったレオに、突然ふわりと抱き上げられる。
吉琳：あ…
レオ：吉琳ちゃんが好き過ぎるから、言葉だけじゃ伝えきれない
吉琳：言葉だけじゃ、って…
つい、想像して顔に熱を灯す私に、レオがからかうような瞳を向けた。
レオ：今、吉琳ちゃんが考えてることで正解
吉琳：っ…！
レオは、ますます顔を熱くした私をベッドに下ろすと、
座った姿勢のままで、ぎゅっと抱きしめる。
レオ：今夜は沢山、愛してあげたいんだけど、いい？
耳元で囁かれた言葉に、
鼓動が速くなるのを感じながら、小さく頷いた。
吉琳：…ん……
そうして重なった瞬間、深まる口づけを受けながら、
肩からドレスが落ちるのを感じる。
吉琳：っ……ぁ
同時に、露わになった胸元に触れられ、思わず声を上げると、
レオがうなじに口づけを落としながら囁いた。
レオ：あんまり可愛い声、出さないで
レオ：意地悪したくなるから
そう言って、レオが私の肩を押してベッドに沈めると、
私を見下ろしながら、自分のシャツを脱ぎ落として言う。
レオ：それとも、意地悪されたいの？
吉琳：え…違、……んっ
レオが私の言葉ごと飲み込んでしまうように、再び唇を重ねた。
レオ：本当に違う？
レオ：吉琳ちゃんのその目は、されたいって言ってるみたいだけど

（意地悪をされたいわけじゃなくて…）

吉琳：…レオが、沢山愛してくれるって言ったから…
吉琳：その想いを、全部…受け止めたいの
レオ：……
すると、レオは楽しげに笑って私の瞳を覗きこんだ。
レオ：じゃあ、しっかり受け止めて離さないでね
そう囁く間にも、肌をくすぐるレオの指先に、
身を捩り、目を潤ませながらも、私はゆっくりと、深く頷いた。

（レオの口づけや指先…それから、私を見つめる視線も、全部…）
（この手から、離したくない）

心の中でそう呟いて、私はレオの広い背に腕を回していった…―

【290個特典】ジルの特典ストーリー

漆黒の空に星がひと筋流れていく、ある夜のこと…―
私は、公務を終えたジルの部屋を訪れていた。
吉琳：…負けてしまいました
つい、残念な声を出すと、ソファに並んで座るジルが、
たった今まで、ゲームで使っていた二つのサイコロを置く。
ジル：夫人は城下の流行りものがお好きなのかもしれませんね
吉琳：はい
侯爵夫人が贈ってくれたのは、小さな二つのサイコロだった。
ジルの話によると、サイコロの出る目を予想するゲームが、
城下の恋人たちの間で流行っているのだという。
吉琳：初めてでしたが、楽しかったですね
ゲームを満喫して笑顔で言うと、
ジルも口元に笑みを浮かべた。
ジル：ええ。ですが、お忘れではありませんよね
吉琳：え？
きょとんとしている私に、ジルは楽しげな声で告げる。
ジル：負けた場合、罰があると言ったはずですよ
吉琳：あっ

（そうだった）

このゲームで負けた人は、
自分がされて嬉しいことを勝った相手にするのだと、最初に説明されていた。

（私が、ジルにしてもらって嬉しいことをするってことだよね…）

考えを巡らせていると、
ふいに、今朝の公務が始まる前にキスをしてもらったことが浮かぶ。
吉琳：っ……

（それって、私からキスをするということ…？）

そう思い至った瞬間、顔だけでなく耳まで熱くなった。
そんな私を見ていたジルが、すっと目を細める。
ジル：何か浮かんだようですね
吉琳：っ…いえ、まだ……
鼓動が速まった胸を押さえながら、思わず誤魔化すと、
ジルが私の顎をすくい上げた。
ジル：恋人に隠し事ですか？
ジルは、何でもお見通しというような瞳で、私の顔を覗き込んで…
ジル：では、素直に言いたくなるようにしましょう
吉琳：え……、んっ…
不意打ちで唇を重ねたジルが、私の舌を絡めとったまま、
身体の線をゆっくりと辿るように、胸元から腰へと、指先を遊ばせていく。
吉琳：……っ…ぁ
私の弱い部分を知り尽くしたジルに、
すぐに身体の芯へ熱を灯されてしまい、切なく身を捩った。
ジル：どうです？
唇を触れ合わせたまま、ジルが意地悪な笑みを浮かべている。

（これじゃあ…私からキス出来ないよ）

思考まで熱に溶かされそうになった時、ふと唇が離された。
そして、ジルは艶やかな笑みで訊ねる。
ジル：言う気になりましたか？
ジルの指が催促するように、唇に触れ、
私は、さらに頬を熱くして口を開いた。
吉琳：い、今してもらったことが、私の嬉しいこと、です…
激しい鼓動の音を聞きながら、か細い声で告げると、
ジルは私の顔を覗き込んで、少し声を低める。
ジル：はっきりと言って頂かなくては、分かりませんね
吉琳：え…

（ジルなら、きっと私の気持ちなんて全部お見通しのはずなのに）

そう分かっていても、愛しい恋人の言うことには逆らうことが出来ず、
私は思い切って、自分からジルにそっと口づけた。
吉琳：…ジルからキスしてもらう時は、いつも嬉しい…です
顔を熱くして告げた瞬間、ふわりと抱き寄せられて…
ジル：よく出来ました、吉琳
ジル：貴女がお望みなら、いくらでもして差し上げますよ
吉琳：……んっ
優しく微笑んだジルの顔が近付き、唇が深く重なる。
繰り返される口づけの合間に、ジルがふっと笑みを滲ませて訊ねた。
ジル：唇以外に、どこにされるのをお望みですか？
吉琳：えっ…

（どこ、なんて聞かれても…）

答えられずにいると、私の身体をソファに横たえたジルが、
手首の内側にキスを落とす。
ジル：ここですか？ それとも…
ジルは、ドレスの裾をたくし上げて、膝に唇を寄せた。
吉琳：っ……ぁ
ジル：ここでしょうか
ジルの優しく甘い口づけと、艶やかな視線に、
うるさいほど鼓動が響いていく。

（ジルのキスは、意地悪だったり優しかったりして…いつも翻弄されてしまう）

そうしてぼんやりとしていると、
ジルは、するりと上着とシャツを肩から落とす。
ジル：吉琳。まだ、答えを聞いていませんよ
ジルは私のドレスを脱がせ、
甘い声が一際大きくこぼれてしまうところに触れた。
吉琳：…や、ぁ……っ

（ジルのキスは…どこにされても、愛しさが増すけれど…）

吉琳：唇に、してほしいです…ジルの顔が一番よく見えるので…
恥ずかしさを堪えて告げると、
顔を上げたジルはどこか、はっとした表情を浮かべた。
ジル：……
ジル：そんな可愛らしいことを言って、
ジル：唇だけで済むと思わないでください
そう言って、笑みを深めたジルの、とびきり優しいキスが、唇に落ちる。

（このキスで、私の愛も沢山伝わるといいな）

心に広がった溢れるほどの愛しさを伝えるように、口づけに応えていった…―

【380個特典】ルイの特典ストーリー

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